iPhoneでGoogleフォトを使うには、アプリを入れてGoogleアカウントでログインし、「バックアップ」をオンにすれば写真や動画を自動保存できます。
Googleフォトは、iPhoneで撮影した写真や動画をGoogleのクラウド上に保存できるアプリです。
ただし、初期設定のまま使い始めるだけでは、通信量が増えたり、Googleアカウントの容量が足りなくなったり、写真を消す場所を間違えたりする可能性があります。
この記事では、Googleフォトのインストール方法からバックアップ設定、保存容量の確認、iPhone本体の空き容量を増やす方法まで、初心者向けに順番どおり解説します。
iPhoneで使えるGoogleフォトとは?
Googleフォトは、iPhone内の写真や動画をオンライン上に保存し、整理・検索・編集・共有できるGoogleのサービスです。
Googleアカウントがあれば利用でき、iPhoneだけでなく、iPad、Androidスマートフォン、Windowsパソコン、Macなどからも同じ写真を確認できます。
App Storeで公開されているGoogleフォトは、Google LLCが提供する写真・動画管理アプリです。
2026年8月時点で確認できるApp Storeの掲載情報では、アプリのバージョンは7.86.0、容量は441.5MB、利用にはiOS 18.0以降が必要とされています。評価は約20万件、5段階中4.5となっています。
アプリの対応条件や容量はアップデートによって変わることがあるため、インストール前にApp Storeの最新情報も確認してくださいね。
写真をGoogleのクラウドに保存できる
Googleフォトの中心となる機能は、iPhoneで撮影した写真や動画のバックアップです。
ここでいうバックアップとは、iPhone本体とは別に、Googleアカウントの保存領域へ写真や動画を送って保管することを指します。
たとえば、iPhoneが故障して電源が入らなくなっても、バックアップが完了していれば、別のスマートフォンやパソコンから同じGoogleアカウントにログインして写真を確認できます。
ただし、Googleフォトをインストールしただけでは、すべての写真が必ず保存されるわけではありません。
アプリ内でバックアップをオンにし、写真へのアクセスを許可したうえで、アップロードが完了するまで待つ必要があります。
無料で使える容量は15GB
Googleアカウントには、原則として15GBの無料ストレージが用意されています。
この15GBはGoogleフォトだけの専用容量ではなく、GmailやGoogleドライブなどと共用です。
たとえば、Gmailに大きな添付ファイルが多く残っていたり、Googleドライブに動画を保存していたりすると、Googleフォトで使える残り容量が少なくなります。
「Googleフォトなら写真を15GB保存できる」と考えるのではなく、Googleアカウント全体で15GBを分け合うと覚えておきましょう。
以前は一定条件の写真を容量無制限で保存できる時期がありましたが、現在は基本的に新しくバックアップした写真や動画が保存容量を使用します。
古いレビューにある「容量無制限」という説明は、現在の利用条件とは異なる可能性があるため注意が必要です。
AIによる検索や編集も利用できる
Googleフォトは、写真を保存するだけのアプリではありません。
写真に写っている人物、動物、場所、物などをもとに、目的の写真を探しやすくする検索機能があります。
アプリの説明では、「山に囲まれた湖でのカヤック」のように、自然な言葉で状況を説明して写真を探せる機能も案内されています。
また、対応する写真や利用条件によっては、次のような編集機能も使えます。
- 写り込んだ物を目立たなくする「消しゴムマジック」
- ピンボケや手ぶれを調整する「ボケ補正」
- 人物写真の光を調整する「ポートレートライト」
- 写真内の文字や物を調べる「Googleレンズ」
一部のAI機能は、端末、地域、アカウント、年齢、写真の内容などによって利用できない場合があります。
すべてのiPhoneで同じ機能が表示されるとは限らない点は覚えておきましょう。
iPhoneにGoogleフォトを入れる方法は?
iPhoneでGoogleフォトを使い始めるには、App Storeからアプリをインストールし、Googleアカウントでログインします。
Gmail、YouTube、Googleマップなどですでに使っているGoogleアカウントがあれば、同じアカウントを利用できます。
Googleフォトをインストールする
まずは、次の手順でアプリを入れましょう。
1. iPhoneで「App Store」を開く
2. 画面下の「検索」をタップする
3. 検索欄に「Googleフォト」と入力する
4. デベロッパが「Google LLC」であることを確認する
5. 「入手」または雲のマークをタップする
6. Face ID、Touch IDまたはパスコードで認証する
7. インストールが終わったら「開く」をタップする
似た名前の写真整理アプリもあるため、提供元がGoogle LLCになっているかを確認することが大切です。
また、2026年8月時点のApp Store情報では、Googleフォトの利用にiOS 18.0以降が必要です。古いiOSを使っている場合は、アプリをインストールできない可能性があります。
iOSのバージョンは、iPhoneの「設定」から「一般」→「情報」の順に開くと確認できます。
Googleアカウントでログインする
アプリを開いたら、写真を保存するGoogleアカウントを選びます。
複数のGoogleアカウントを持っている方は、どのアカウントへバックアップするかを慎重に確認してください。
仕事用アカウントや家族のアカウントを誤って選ぶと、あとから写真を探せなくなったり、意図しないアカウントの容量を使ったりする原因になります。
初めてGoogleのサービスを利用する場合は、画面の案内に従って新しいGoogleアカウントを作成できます。
ログイン後は、画面右上に表示される丸いプロフィールアイコンをタップすると、現在使用しているメールアドレスを確認できます。
写真へのアクセスを許可する
GoogleフォトがiPhone内の写真をバックアップするには、iPhone側で写真へのアクセスを許可する必要があります。
初回起動時にアクセスを求める画面が表示されたら、基本的には「すべての写真へのアクセスを許可」を選びます。
「選択した写真のみ」を選ぶと、指定した写真しかGoogleフォトから確認・バックアップできません。
アクセス設定は、あとから次の手順でも変更できます。
1. iPhoneの「設定」を開く
2. 「アプリ」をタップする
3. 一覧から「Googleフォト」を選ぶ
4. 「写真」をタップする
5. 必要なアクセス範囲を選ぶ
iOSのバージョンによって、項目名や表示位置が多少異なる場合があります。
バックアップしたい写真が表示されないときは、まずこの写真アクセス設定を確認してみましょうね。
iPhoneでGoogleフォトのバックアップを設定する方法
バックアップをオンにすると、iPhoneで撮影した写真や動画がGoogleフォトへ順次アップロードされます。
ただし、設定をオンにした直後にすべての写真が保存されるわけではありません。写真の枚数、動画の長さ、通信速度などによっては、完了まで時間がかかります。
バックアップをオンにする
一般的な設定手順は次のとおりです。
1. Googleフォトアプリを開く
2. 画面右上のプロフィールアイコンをタップする
3. 「Googleフォトの設定」または「フォトの設定」をタップする
4. 「バックアップ」をタップする
5. 「バックアップ」のスイッチをオンにする
6. 保存先のGoogleアカウントを確認する
過去の記事では「バックアップと同期」という名前が使われていることがありますが、現在のアプリでは「バックアップ」と表示される場合があります。
名称が少し違っても、写真や動画をGoogleアカウントへ自動保存する設定を探せば大丈夫ですよ。
設定をオンにしたら、Googleフォトの画面を閉じずにしばらく待つと、初回のアップロードが進みやすくなります。
特に写真や動画が数千件ある場合は、iPhoneを充電しながら安定したWi-Fiへ接続しておくと安心です。
バックアップ先のアカウントを確認する
バックアップ設定で最も見落としやすいのが、保存先のGoogleアカウントです。
Googleフォトのプロフィールアイコンをタップし、表示されるメールアドレスが自分の使いたいアカウントか確認してください。
たとえば、次のようにアカウントを分けている方は注意が必要です。
- 個人用のGmail
- 仕事用のGoogleアカウント
- 家族共有用のアカウント
- 昔使っていたGoogleアカウント
別のアカウントへ切り替えると、写真が消えたように見えることがあります。
実際には削除されたのではなく、写真を保存したアカウントとは違うアカウントを表示しているだけかもしれません。
「バックアップしたはずなのに見つからない」というときは、削除や再設定をする前に、まずメールアドレスを確認しましょう。
バックアップの画質を選ぶ
Googleフォトでは、一般的に「元の画質」と「保存容量の節約画質」からバックアップ品質を選べます。
それぞれの違いは次のとおりです。
設定 特徴 向いている人
元の画質 撮影時の解像度を保って保存する 画質を重視する人、編集や大きな印刷をする人
保存容量の節約画質 写真や動画を圧縮して容量を抑える 無料容量を長く使いたい人、スマホで見ることが中心の人
Googleの案内では、「元の画質」は撮影時と同じ解像度で保存され、Googleアカウントの保存容量を使用します。
「保存容量の節約画質」も保存容量を使いますが、圧縮によって1件あたりの使用量を抑えられます。
設定は、Googleフォトのプロフィールアイコンから「フォトの設定」→「バックアップ」→「バックアップの画質」などの順に進むと変更できます。
お子さんの成長記録、仕事用の写真、あとから印刷したい写真など、画質を落としたくないデータが多い場合は「元の画質」が安心です。
一方、日常写真をスマートフォンで見返すことが中心なら、「保存容量の節約画質」も現実的な選択肢になります。
モバイルデータ通信の使用を確認する
Wi-Fiにつながっていないときもバックアップする設定にすると、携帯電話会社のモバイルデータ通信を使用します。
動画を多く撮影する方は、短期間で大きな通信量を消費する可能性があるため注意してください。
通信量を抑えたい場合は、Googleフォトのバックアップ設定から、モバイルデータ通信による写真や動画のバックアップをオフにします。
設定項目には、次のようなものが表示される場合があります。
- モバイルデータ通信で写真をバックアップ
- モバイルデータ通信で動画をバックアップ
- 1日に使用するデータ量の上限
- ローミング中のバックアップ
契約している料金プランのデータ容量が少ない方は、Wi-Fi接続時だけバックアップする設定がおすすめです。
旅行中に海外ローミングを利用する場合も、意図しない通信料金を避けるため、ローミング中のバックアップ設定を確認しましょう。
Googleフォトのバックアップ完了を確認するには?
写真をiPhoneから消す予定がある場合は、バックアップ設定をオンにしただけで安心せず、完了していることまで確認してください。
アップロード途中で端末の写真を削除すると、Googleフォトにも残らない可能性があります。
プロフィールアイコンから状態を確認する
Googleフォトを開き、右上のプロフィールアイコンをタップすると、バックアップの状態が表示されます。
表示例は、アプリのバージョンや状況によって異なりますが、次のような案内を確認できます。
- バックアップが完了しました
- バックアップしています
- バックアップの準備をしています
- バックアップがオフです
- ストレージの空き容量がありません
- Wi-Fi接続を待機しています
「バックアップが完了しました」と表示されるまでは、iPhone本体の写真をまとめて削除しないほうが安全です。
バックアップが止まっている場合は、Wi-Fi、バッテリー、Googleアカウントの空き容量、写真へのアクセス許可を確認してください。
1枚ずつバックアップ状況を確認する
特に大切な写真は、個別にバックアップ状況を確かめましょう。
Googleフォトで写真を開き、上方向へスワイプするか、メニューから詳細情報を表示すると、「バックアップ済み」などの情報が確認できる場合があります。
さらに確実に確認したいときは、パソコンやSafariからGoogleフォトのWeb版へ同じアカウントでログインし、対象の写真が表示されるか確認する方法があります。
iPhoneアプリとは別の機器やWebブラウザから写真が見えれば、クラウド上に保存されていることを確認しやすくなります。
ただし、同じGoogleアカウントでログインしているかは必ず確認してください。
別アカウントを開いていると、バックアップ済みの写真が表示されません。
バックアップが進まないときの対処法
バックアップが止まっている場合は、次の項目を順番に確認しましょう。
- Wi-Fiまたはモバイル通信につながっているか
- Googleアカウントの保存容量が残っているか
- iPhoneの写真へのアクセスが許可されているか
- 省電力モードになっていないか
- Googleフォトが最新版になっているか
- iPhone本体の空き容量が極端に少なくないか
- 保存先として正しいGoogleアカウントを選んでいるか
最初のバックアップでは、写真より動画のアップロードに時間がかかりやすい傾向があります。
4K動画や長時間の動画が多い場合は、数時間からそれ以上かかることもあるため、すぐに故障だと判断する必要はありません。
iPhoneを充電し、安定したWi-Fiにつないだ状態でGoogleフォトを開いておくと改善する場合があります。
iPhoneの写真をGoogleフォトへ残して容量を空ける方法
Googleフォトへのバックアップが完了した写真は、「このデバイスの空き容量を増やす」機能を使ってiPhone本体から削除できます。
通常のゴミ箱ボタンとは目的が違うため、押し間違えないことが重要です。
「このデバイスの空き容量を増やす」を使う
Googleが案内しているiPhoneでの基本的な手順は次のとおりです。
1. Googleフォトを開く
2. 正しいGoogleアカウントへログインしていることを確認する
3. 右上のプロフィールアイコンをタップする
4. 「このデバイスの空き容量を増やす」をタップする
5. 削除対象の件数を確認する
6. 「このデバイスから○件を削除」などをタップする
7. iPhone標準の「写真」アプリを開く
8. 「最近削除した項目」を確認する
Google公式ヘルプでも、「このデバイスの空き容量を増やす」を選び、バックアップ済みの項目を端末から削除する流れが案内されています。
この機能で削除の対象になるのは、原則としてGoogleフォトへのバックアップが済んだ写真や動画です。
クラウド上の写真を残しながらiPhone本体の容量を空けたい場合は、写真を1枚ずつゴミ箱へ入れるのではなく、この専用機能を使うほうが分かりやすいでしょう。
「最近削除した項目」に残っている場合がある
Googleフォトから端末内の写真を削除しても、iPhoneの「最近削除した項目」に一定期間残ることがあります。
その間は、iPhoneのストレージが完全には解放されない場合があります。
容量をすぐに空けたい場合は、標準の「写真」アプリを開き、「アルバム」内の「最近削除した項目」を確認します。
ただし、ここから完全に削除すると、iPhone側で簡単に元へ戻せなくなります。
必ず次の3点を確認してから完全削除してください。
- Googleフォトでバックアップ完了と表示されている
- Web版Googleフォトでも写真を確認できる
- 保存先のGoogleアカウントを間違えていない
特に家族写真、仕事の資料、二度と撮影できない写真は、パソコンや外付けストレージにもコピーしておくと、さらに安心です。
iCloud写真を使っている場合の注意点
iCloud写真がオンになっている場合、iPhoneの標準写真アプリから削除した写真は、同じApple Accountで同期しているiPadやMacからも削除されます。
Googleフォトの「空き容量を増やす」でiPhone内の写真を削除した場合も、iCloud写真側では端末写真の削除として扱われる可能性があります。
つまり、Googleフォトには残っていても、iCloud写真やほかのApple製デバイスからは消えることがあります。
「GoogleフォトとiCloudの両方に写真を残したい」という方は、空き容量を増やす操作をする前に、どちらを主な保存先として使うのか決めておきましょう。
私としては、初心者の方ほど、最初から大量削除をしないことをおすすめします。
まずは不要なスクリーンショットなど数枚で動きを確認し、Googleフォト、iPhone、iCloud、iPadなどで写真がどう見えるかを確かめてから本格的に整理すると安全ですよ。
Googleフォトで写真を削除するとiPhoneからも消える?
Googleフォトアプリのゴミ箱を使って写真を削除すると、Googleフォト上のバックアップだけでなく、iPhoneの写真にも影響することがあります。
「バックアップをオフにすれば大丈夫」と決めつけず、削除する場所と目的を分けて考えることが大切です。
Googleフォトアプリのゴミ箱は慎重に使う
Googleフォトアプリで写真を選び、ゴミ箱のマークをタップすると、Googleアカウントから写真を削除する操作になります。
iPhone内にも同じ写真があり、Googleフォトに写真ライブラリへのアクセス権限がある場合は、iPhone側の写真を削除する許可を求められることがあります。
許可すると、iPhoneの標準写真アプリからも写真が消え、iCloud写真を使用している場合は、ほかのApple製デバイスにも削除が反映される可能性があります。
App Storeのレビューにも、Googleフォトで写真を削除したところ、iPhoneやiPad、iCloudからも消えてしまったという報告が掲載されています。
レビューは個人の利用状況に基づくため、すべての環境で同じ結果になるとは限りませんが、削除操作が分かりにくいと感じる利用者がいることは確かです。
Googleフォトのゴミ箱は、クラウド側の写真も不要なときに使うものと覚えておくと、操作を区別しやすくなります。
iPhoneだけから消す場合
Googleフォトには残し、iPhone本体だけから写真を消したい場合は、バックアップ完了を確認したうえで、「このデバイスの空き容量を増やす」を使います。
個別の写真だけを端末から消したい場合は、写真のメニューに「デバイスから削除」などの項目が表示されることもあります。
ただし、iOSやアプリのバージョン、iCloud写真の設定によって表示や影響範囲が異なる場合があります。
重要な写真でいきなり試すのではなく、不要な写真を1枚使って動作を確認してください。
Googleフォトだけから消す場合
iPhoneの写真は残し、Googleフォトのバックアップだけを削除したい場合は、操作をより慎重に行う必要があります。
Googleフォトアプリから削除するとiPhone側にも影響する可能性があるため、GoogleフォトのWeb版を使う方法が選択肢になります。
ただし、バックアップがオンのままだと、iPhone内に残っている写真が再びGoogleフォトへアップロードされる可能性があります。
Googleフォトだけから整理したい場合は、次の順序で確認しましょう。
1. Googleフォトアプリのバックアップをオフにする
2. 保存先のGoogleアカウントを確認する
3. SafariやパソコンからWeb版Googleフォトを開く
4. 不要な写真を少量だけ削除する
5. iPhone標準の写真アプリに残っているか確認する
6. 問題がなければ残りを整理する
GoogleフォトとiPhoneの写真は、見た目が同じでも保存場所が異なります。
「どちらから消したいのか」を決めずに削除を始めると、思い出まで一緒に消してしまう恐れがあるため、急いで一括削除しないでくださいね。
iPhoneでGoogleフォトを使うメリットと注意点
Googleフォトは、Apple製品以外の機器からも写真を見たい方や、AI検索を活用したい方に便利です。
一方で、Googleの無料容量はGmailやGoogleドライブと共用であり、iCloudとの二重管理が分かりにくくなるデメリットもあります。
Googleフォトを使う主なメリット
iPhoneでGoogleフォトを使うメリットは、次のとおりです。
- Googleアカウントに15GBの無料容量がある
- iPhone以外のAndroidやパソコンでも写真を見やすい
- 機種変更後も同じアカウントで写真を確認できる
- 人物、場所、物などから写真を検索しやすい
- バックアップ済み写真を端末から削除して容量を空けられる
- 写真やアルバムをほかの人と共有できる
- GoogleレンズやAI編集機能を利用できる
特に、iPhoneとWindowsパソコンを組み合わせて使っている方には便利です。
ブラウザからGoogleフォトへログインするだけで写真を確認できるため、ケーブルで毎回転送する手間を減らせます。
Androidへ機種変更する可能性がある方にとっても、Apple製品だけに限定されない点は大きな利点です。
Googleフォトを使う際の注意点
便利な一方で、次の点には注意が必要です。
- 無料の15GBはGmailやGoogleドライブと共用
- 写真や動画が多いと容量が不足しやすい
- モバイル通信でバックアップすると通信量が増える
- アプリ内の削除がiPhoneの写真にも影響する場合がある
- iCloud写真と併用すると保存場所が分かりにくくなる
- AI編集など一部の機能には利用条件がある
- アプリが写真、位置情報、使用状況などのデータを扱う可能性がある
App Storeのプライバシー情報では、購入情報、位置情報、連絡先情報、ユーザーコンテンツ、検索履歴、ID、使用状況データ、診断情報などが、利用者に関連付けられる形で取り扱われる可能性が示されています。
実際に収集される内容は、使用する機能や設定などによって異なります。
プライバシーが気になる方は、iPhoneの「設定」からGoogleフォトに許可している写真、位置情報、モバイル通信などを確認しましょう。
iCloudとGoogleフォトはどちらを使うべき?
iCloud写真とGoogleフォトは、どちらか一方だけを選ばなければならないわけではありません。
ただし、両方を同時に使うと、写真がどこに保存され、どの操作でどこから消えるのか分かりにくくなります。
大まかな向き不向きは次のとおりです。
サービス 向いている人
Googleフォト AndroidやWindowsでも写真を見たい人、検索機能を重視する人
iCloud写真 iPhone、iPad、Macを中心に使い、Apple製品間の連携を重視する人
両方を併用 二重に保存したい人、仕組みを理解して管理できる人
初心者の方は、まず「自分が写真の本体として管理する場所」を1つ決めると混乱しにくくなります。
Googleフォトを主な保存先にするなら、バックアップ完了の確認方法と「空き容量を増やす」の使い方を覚えましょう。
iCloudを主な保存先にするなら、Googleフォトは検索や共有用として使い、クラウド容量が二重に消費される点を意識する必要があります。
iPhoneでGoogleフォトを安全に使うための考察
Googleフォトは便利ですが、初心者がつまずきやすい原因は、機能の多さではなく「保存」と「同期」と「削除」が同じ画面に並んでいることだと私は考えます。
写真一覧には、iPhoneにだけある写真、Googleフォトにバックアップ済みの写真、両方にある写真が混ざって表示されることがあります。
見た目だけでは保存場所を判断しにくいため、「アプリに写真が見えるからバックアップ済み」と思い込むのは危険です。
バックアップ設定をオンにしたら、プロフィール画面で完了表示を確認し、さらに大切な写真はWeb版でも見られるか確認する。この二段階の確認が、写真消失を防ぐ現実的な方法です。
また、Googleフォトを「iPhoneの容量を空けるためのアプリ」とだけ考えるのもおすすめできません。
クラウドへ保存した写真は、Googleアカウントにログインできなくなったり、ストレージ容量がいっぱいになったりすると、管理が難しくなる可能性があります。
Googleアカウントには、復旧用の電話番号やメールアドレスを登録し、パスワードを忘れたときに戻れる状態にしておきましょう。
特にお子さんの成長記録、家族行事、仕事の資料など、失うと撮り直せない写真は、Googleフォトだけに任せず、パソコンや外付けストレージへ定期的にコピーする方法も有効です。
クラウドは便利な保管場所ですが、どのサービスにも容量制限、仕様変更、アカウントトラブルの可能性があります。
個人的には、「GoogleフォトかiCloudか」という二者択一より、写真の重要度に応じて保存方法を変えるのが現実的だと考えます。
日常のスクリーンショットやメモ代わりの写真はGoogleフォトへ自動バックアップし、家族の節目や重要書類は別の場所にも保存する。このように整理すると、費用と安全性のバランスを取りやすくなります。
まとめ
iPhoneでGoogleフォトを使うには、App Storeからアプリを入れ、Googleアカウントでログインして「バックアップ」をオンにします。
バックアップを始める前に、保存先のGoogleアカウント、画質、モバイルデータ通信の使用、残り容量を確認しておきましょう。
Googleアカウントの無料容量は原則15GBですが、Googleフォト、Gmail、Googleドライブで共用されます。
iPhone本体の容量を空けたい場合は、バックアップ完了を確認したうえで「このデバイスの空き容量を増やす」を使ってください。
Googleフォトアプリのゴミ箱から削除すると、クラウド上だけでなくiPhoneやiCloudの写真にも影響することがあります。
大切な写真を整理するときは、まず不要な写真を数枚使って動作を確認し、Web版Googleフォトでもバックアップ済みであることを確かめてから進めると安心ですよ。
よくある質問
Googleフォトの利用を始めるときに、特に迷いやすい疑問をまとめました。
設定や削除を行う前に、自分の目的と合っているか確認してみましょう。
GoogleフォトはiPhoneで無料で使えますか?
Googleフォトアプリは無料でインストールできます。
Googleアカウントには原則15GBの無料容量がありますが、Googleフォト、Gmail、Googleドライブで共用します。容量を超えて保存したい場合は、不要なデータを整理するか、有料のGoogle Oneを検討する必要があります。
Googleフォトに保存したらiPhoneの写真を消しても大丈夫ですか?
バックアップが完全に終わっていれば、専用の「このデバイスの空き容量を増やす」機能を使ってiPhone本体の写真を削除できます。
ただし、Googleフォトアプリの通常のゴミ箱を使うと、クラウド上の写真まで削除される可能性があります。削除前にバックアップ完了表示とWeb版での表示を確認してください。
GoogleフォトとiCloudは両方使えますか?
両方使うことはできます。
ただし、iPhoneから写真を削除するとiCloudで同期しているiPadやMacにも削除が反映されることがあります。保存場所が分かりにくくなるため、どちらを主な保存先にするか決めておくと管理しやすくなります。
Googleフォトのバックアップが終わらないのはなぜですか?
通信環境が不安定、Googleアカウントの容量不足、写真へのアクセス権限がない、動画の容量が大きいなどの原因が考えられます。
Wi-Fiへの接続、残り容量、iPhoneの写真アクセス設定を確認し、充電しながらGoogleフォトを開いておきましょう。


コメント