iPhoneのゲームセンターは、ゲームの記録や友達との交流をまとめて管理できるAppleの無料サービスです。
設定すれば、対応ゲームのスコアや達成状況を記録したり、友達と競ったりできます。使わない場合はサインアウトできますが、ゲームデータへの影響を確認してから操作しましょう。
iPhoneのゲームセンターとは?何ができる?
iPhoneの「ゲームセンター」は、正式には「Game Center」と呼ばれるAppleのソーシャルゲームサービスです。
ゲームそのものを販売する場所ではなく、対応ゲームの記録やプレイヤー同士のつながりを管理する仕組みと考えると分かりやすいですよ。
Game Centerを利用すると、主に次のことができます。
- 対応ゲームのスコアを記録する
- ゲーム内で達成した項目を確認する
- Leaderboardでほかのプレイヤーと順位を比べる
- 友達を追加して最近のゲーム活動を見る
- 友達をチャレンジに招待する
- 対応ゲームでマルチプレイヤー機能を利用する
- ニックネームやアバターを設定する
- 同じApple Accountを使用する対応端末で記録を利用する
「ゲームアプリを入れたら、画面上部にニックネームが表示された」という経験がある方もいるでしょう。
これは、そのゲームがGame Centerに対応しており、iPhoneで設定済みのプロフィールに接続したことを知らせる表示です。
「ゲームアプリ」と「Game Center」は同じものではない
ここは初心者の方が迷いやすいポイントです。
iPhoneの「ゲームアプリ」は、ゲームを探したり、過去に入手したゲームを整理したりするためのアプリです。一方、Game Centerは、プロフィール、友達、スコア、達成項目などを管理するサービスです。
つまり、役割は次のように分かれます。
- ゲームアプリ:ゲームを探す、入手する、起動する、整理する
- Game Center:プロフィール、友達、順位、達成状況を管理する
- Apple Arcade:対象ゲームを楽しめる定額制サービス
Game Centerを使うだけなら、Apple Arcadeへの登録は必須ではありません。Game Center対応の無料ゲームや買い切りゲームでも利用できる場合があります。
ただし、すべてのゲームがGame Centerに対応しているわけではありません。利用できる機能もゲームによって異なります。
Game Centerの利用に必要なもの
Game Centerを使うには、基本的に次の準備が必要です。
- Apple AccountにサインインしたiPhone
- インターネット接続
- Game Centerに対応したゲーム
- 必要に応じて友達のGame Center用ニックネームや連絡先
「Apple ID」という以前の呼び方に慣れている方もいるかもしれませんが、現在Appleは「Apple Account」という名称を使用しています。
すでにApp Storeからアプリを入手できている場合は、Apple Accountへのサインインが済んでいる可能性が高いでしょう。
なお、Game CenterやApple Arcade、Apple Oneは、一部の国や地域で利用できない場合があります。Apple Arcadeの対応状況は、端末やソフトウェア、ゲームによっても異なります。
iPhoneゲームセンターの設定方法は?
iPhoneのGame Centerは、「ゲーム」アプリまたは「設定」アプリから設定できます。
初めて利用する方は、最初にニックネームと公開範囲を確認しておくと安心ですよ。
ゲームアプリからプロフィールを設定する方法
Appleの案内に沿った基本的な設定手順は、次のとおりです。
1. iPhoneで「ゲーム」アプリを開く
2. 「続ける」をタップする
3. もう一度「続ける」をタップする
4. アバターを選ぶ
5. ニックネームを入力するか、候補から選ぶ
6. ゲームアクティビティを見られる相手を選ぶ
7. 「続ける」をタップして完了する
ニックネームは、友達と遊ぶときなどに表示される名前です。
公開して困る名前、本名、生年月日、電話番号、勤務先や学校を推測できる言葉は避けましょう。普段SNSで使用している名前をそのまま使うと、別のサービスのアカウントと結び付けられる可能性もあります。
設定アプリからGame Centerをオンにする方法
「ゲーム」アプリを使わず、設定画面から始めることもできます。
1. iPhoneの「設定」アプリを開く
2. 「Game Center」をタップする
3. 「Game Center」をオンにする
4. 画面の案内に従ってApple Accountでサインインする
5. プレイヤープロフィールを設定する
すでにApple Accountへサインインしている場合は、「続ける」などの確認だけで進められることがあります。
表示される項目や画面の位置は、使用しているiOSのバージョンによって多少異なる場合があります。見つからないときは、設定画面の検索欄に「Game Center」と入力して探してみましょうね。
Game Centerのニックネームを変更する方法
最初に付けたニックネームは、後から変更できます。
設定アプリから変更する場合は、次の手順です。
1. 「設定」を開く
2. 「Game Center」をタップする
3. 「プロフィールをカスタマイズ」をタップする
4. 現在のニックネームをタップする
5. 新しいニックネームを入力する
6. 画面の案内に従って変更を確定する
ゲームアプリから変更する場合は、右上にある自分のアバターをタップし、「プロフィールを編集」へ進みます。
アバターも同じプロフィール編集画面から変更できます。
希望する名前がすでにほかのユーザーに使われている場合は、設定できないことがあります。そのときは、数字や短い言葉を足すなど、別のニックネームを試してください。
ただし、誕生日や住所を連想させる数字を付けるのはおすすめできません。覚えやすさだけでなく、個人を特定されにくいかという視点も大切です。
ゲームアクティビティの公開範囲も確認する
Game Centerでは、ニックネームだけでなく、ゲームの活動を誰に見せるかも設定できます。
友達と積極的に遊びたい方と、一人で静かに楽しみたい方では、適した設定が異なります。
知らない人との交流が不安な場合は、公開範囲を狭くしておくと安心です。特に子どもが利用するiPhoneでは、保護者が友達の追加状況や公開設定を一緒に確認しましょう。
設定後も、「設定」から「Game Center」を開けば内容を見直せます。最初に決めた設定を使い続けなければならないわけではありませんよ。
iPhoneゲームセンターの使い方は?
Game Centerの設定が終わったら、対応するゲームを開いて遊びます。
特別な操作をしなくても、ゲーム側が対応していれば、スコアや達成状況がGame Centerへ反映される場合があります。
スコアや達成項目を確認する
対応ゲームでは、決められた条件を満たすと「達成項目」が記録されます。
例えば、特定のステージをクリアする、決められた得点に到達する、一定回数プレイするといった条件です。具体的な内容はゲームごとに違います。
ゲームアプリから確認する基本的な流れは、次のとおりです。
1. 「ゲーム」アプリを開く
2. 「ライブラリ」をタップする
3. 「達成項目」をタップする
4. 確認したいゲームを選ぶ
対応ゲームでは、達成済みの目標と未達成の目標を確認できます。
Leaderboardに対応しているゲームなら、自分のスコアとほかのプレイヤーのスコアを比べることも可能です。ただクリアするだけでなく、「前回より高い得点を目指す」という楽しみ方ができますね。
一方で、順位を気にすると疲れてしまう方もいます。Game Centerは競争を義務付ける機能ではないため、自分のペースで記録だけを見る使い方でも問題ありません。
友達を追加する
ゲームアプリから友達を追加する場合は、「友達」を開いて参加依頼を送ります。
基本的な操作は次のとおりです。
1. 「ゲーム」アプリを開く
2. 「友達」をタップする
3. 友達を追加するためのボタンをタップする
4. 名前や連絡先を使って相手を探す
5. 「参加依頼」をタップする
メッセージアプリを使って参加依頼を送ることもできます。
また、iPhoneの「連絡先」アプリで相手の連絡先カードを開き、「Game Center」の「友達を追加」をタップする方法もあります。
友達リクエストを受け取ったときは、ゲームアプリ、メッセージアプリ、設定アプリのGame Center画面などから確認できる場合があります。
知らない相手から届いた依頼を、急いで承認する必要はありません。相手が誰か分からないときは、承認せずに確認するのが安全ですよ。
友達の活動を見る
友達が共有している範囲では、最近遊んだゲームや達成状況などを確認できます。
ゲームアプリで「友達」をタップし、「友達とグループ」から相手を選ぶと、最近の活動が表示されます。
設定アプリから「Game Center」を開き、「すべての友達」をタップして、プロフィールや最近の活動を確認できる場合もあります。
何が表示されるかは、相手の公開設定やゲームの対応状況によって変わります。友達になったからといって、すべての情報が無条件で公開されるわけではありません。
友達にチャレンジする
対応するゲームでは、友達と一定期間のスコアを競う「チャレンジ」を作成できます。
ゲームアプリから操作する場合は、「友達」を開き、「友達にチャレンジ」を選びます。その後、ゲーム、挑戦回数、期間、参加するプレイヤーを設定します。
用意されている主な選択肢は次のとおりです。
- トライ数:1トライ、3トライ、無制限
- 期間:1日、3日、1週間
- プレイヤー:連絡先やGame Centerのニックネームから選択
設定後に「開始」をタップすると、チャレンジが始まります。
これは、一人用ゲームにも「友達と同じ条件で競う」という遊び方を加えられる機能です。ただし、ゲームがGame Centerのチャレンジ機能に対応している必要があります。
途中でやめたい場合は、対象のチャレンジを開き、「チャレンジから退出」を選びます。
FaceTimeやAirDropを使って一緒に遊ぶ
対応ゲームでは、FaceTime通話中にSharePlayを利用してマルチプレイヤーゲームを始められることがあります。
FaceTimeで話しながら対応ゲームを開き、「SharePlayを開始」をタップして画面の指示に従います。
SharePlayによる共同プレイに対応していないゲームでも、FaceTimeの画面共有を使い、相手に自分のプレイ画面を見せることは可能です。ただし、画面共有を始める前に、通知や個人情報が映り込まないよう確認してください。
近くにいる相手には、AirDropを利用して対応ゲームへの参加を依頼できる場合もあります。
自分と相手のiPhoneなどを近づける機能を利用するときは、双方の端末が反応して接続が確立するまで近づけた状態を保ちます。端末やOS、ゲームの対応状況によって利用できない場合がある点には注意しましょう。
ゲームアプリでゲームを探す・管理する方法は?
iPhoneのゲームアプリでは、新しいゲームを探すだけでなく、入手済みのゲームをまとめて管理できます。
Game Centerと組み合わせることで、ゲームを探すところから記録の確認までを一つの流れで行いやすくなります。
新しいゲームを探す
ゲームアプリでは、アクション、アドベンチャー、レーシング、パズルなどのカテゴリからゲームを探せます。
主なタブの役割は次のとおりです。
- 「ホーム」:新作、ランキング、おすすめなどを確認する
- 「アーケード」:Apple Arcade対象ゲームを探す
- 「検索」:ゲーム名やカテゴリを入力して探す
- 「ライブラリ」:入手したゲームを確認する
ゲームの詳細画面では、評価、対応コントローラ、Leaderboard、達成項目などの情報を確認できます。
レビューやプライバシー情報など、さらに詳しい内容を確認したい場合は、「App Storeで表示」をタップします。
ゲームは長く使うこともあるため、評価だけで決めず、対象年齢、アプリ内課金、収集されるデータ、必要容量も確認するのがおすすめです。
ゲームをダウンロードする
無料ゲームでは「入手」、有料ゲームでは価格をタップして手続きを進めます。
必要に応じて、Face ID、Touch ID、またはパスコードによる認証が求められます。有料ゲームやアプリ内課金の代金は、Apple Accountに設定された支払い方法で処理されます。
以前に同じApple Accountで入手したゲームには、再ダウンロード用のマークが表示される場合があります。その場合は、もう一度購入せずにダウンロードできます。
子どもが使用する場合は、ファミリー共有の「承認と購入のリクエスト」を利用すると、ダウンロードや購入前に保護者の許可を求める設定が可能です。
ただし、無料アプリでもアプリ内課金が用意されていることがあります。「無料で入手できること」と「ゲーム内で一切料金が発生しないこと」は同じではありません。
ライブラリを整理する
「ライブラリ」では、入手したゲームを一覧で確認できます。
ゲームは、最近遊んだ順、名前、サイズなどで並べ替えられます。また、次のような条件で絞り込むことも可能です。
- このiPhone上
- Apple Arcade
- 友達がプレイ中
- コントローラ対応
- チャレンジ対応
- カテゴリ
現在インストールされているゲームだけを見たい場合は、「このiPhone上」のフィルタが便利です。
ゲームが増えて目的のアプリを見失ったときに、一つずつホーム画面を探す必要がなくなります。
不要なゲームを削除する
ゲームアプリのライブラリから、iPhoneに入っているゲームを削除できます。
1. 「ゲーム」アプリで「ライブラリ」を開く
2. 削除したいゲームを長押しする
3. 「ゲームを削除」をタップする
4. 確認画面に従って削除する
ここで注意したいのは、ゲームアプリの削除とGame Centerの記録削除は同じではないことです。
アプリを削除しても、Game Centerの達成項目や過去の記録が残る場合があります。また、ゲーム独自のサーバーやアカウントに保存されているデータも、自動的に消えるとは限りません。
反対に、端末内だけに保存されるゲームでは、アプリの削除によって記録を復元できなくなる可能性があります。大切なゲームを消す前に、ゲーム内の引き継ぎ設定を確認しましょう。
iPhoneゲームセンターがいらないときはどうする?
Game Centerを使わない場合は、設定アプリからサインアウトできます。
ただし、「使わないから削除する」というより、Game Centerとの接続を解除する操作と考えるのが正確です。
Game Centerからサインアウトする方法
基本的な手順は次のとおりです。
1. iPhoneの「設定」を開く
2. 「Game Center」をタップする
3. Apple Accountやプロフィールに関する項目を確認する
4. 「サインアウト」をタップする
iOSのバージョンによって、表示位置や名称が異なる場合があります。
サインアウトすると、Game Centerを利用したスコア比較、友達機能、達成項目などを利用できなくなります。対応ゲームを開いたときに、再びサインインを求められることもあります。
一方、Game Centerからサインアウトしても、すべてのゲームアプリが自動的に削除されるわけではありません。ゲーム自体は引き続き遊べる場合があります。
サインアウト前にゲームデータを確認する
ここは特に慎重に確認したいところです。
Game Centerの記録とゲーム本編のセーブデータは、必ずしも同じ仕組みで保存されているわけではありません。
ゲームデータの保存方法には、主に次のような違いがあります。
- Game CenterやiCloudと連携して保存する
- ゲーム運営会社の専用アカウントに保存する
- GoogleやSNSなど外部アカウントと連携する
- iPhone本体の中だけに保存する
- 複数の方法を組み合わせて保存する
そのため、「Game Centerからサインアウトしても必ずデータが残る」とは断定できません。
長期間遊んでいるゲームや課金したゲームがある場合は、ゲーム内の「アカウント連携」「データ引き継ぎ」「バックアップ」などを確認してください。分からない場合は、ゲーム運営元の公式サポート情報を確認してからサインアウトするのが安全です。
サインアウトできないときの確認ポイント
「サインアウト」が灰色になって押せない場合は、スクリーンタイムによってアカウント変更が制限されている可能性があります。
次の項目を確認してみましょう。
1. 「設定」を開く
2. 「スクリーンタイム」をタップする
3. 「コンテンツとプライバシーの制限」を開く
4. アカウント変更に関する項目を確認する
5. 必要に応じて変更を許可する
家族や組織によって管理されているiPhoneでは、自分で設定を変えられないことがあります。その場合は、保護者、ファミリー管理者、学校や勤務先の管理担当者へ確認してください。
制限を解除するためにスクリーンタイム・パスコードが必要になる場合もあります。分からないパスコードを何度も推測して入力するのは避けましょう。
ゲーム起動時の表示だけを消したい場合
ゲームを開くたびにGame Centerのサインイン表示が出て、邪魔に感じることもあります。
Game Centerからサインアウトすれば表示されなくなる場合がありますが、ゲームによっては逆にサインインを促す画面が表示されることがあります。
これは、そのゲームがバックアップやマルチプレイヤーなどにGame Centerを利用しているためです。表示を完全に消せるかどうかは、Game Centerだけでなくゲーム側の仕様にも左右されます。
まずゲーム内の設定を開き、Game Center連携や通知に関する項目がないか確認しましょう。それでも表示される場合は、ゲームの公式サポートで解除方法を確認する必要があります。
Game Centerを安全に使うための注意点は?
Game Centerは便利ですが、友達との交流やオンライン機能を含むため、公開情報には注意が必要です。
特に初心者の方や子どもが利用するときは、最初の設定を急がず、一つずつ確認しましょう。
ニックネームに個人情報を入れない
Game Centerでは、友達などにニックネームが表示されます。
Apple Accountに登録した本名がそのまま必ず公開されるわけではありませんが、自分でニックネームに本名を入れれば相手に見えます。
次のような情報は避けるのが無難です。
- 本名
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 学校名や勤務先
- 最寄り駅や住所を連想できる言葉
- ほかのSNSと完全に同じユーザー名
アバターについても、自分や家族の顔写真を使う必要はありません。用意されたキャラクターなど、個人を特定されにくいものを選ぶと安心です。
知らない相手を安易に友達へ追加しない
オンラインゲームで一緒になった相手から、友達リクエストが届く場合があります。
短時間一緒に遊んだだけでは、相手がどのような人物か判断できません。少しでも不安を感じたら、承認しなくて大丈夫ですよ。
不適切なニックネームや写真、不正行為などの問題があるユーザーは、Game Centerから報告できます。
ゲームアプリで自分のアバターをタップし、「すべての友達」から対象者を選択すると、「友達を報告」または「友達を削除」を選べる場合があります。
嫌な思いをしながら関係を維持する必要はありません。削除や報告は、安全にサービスを利用するための正当な機能です。
子どもの購入設定も確認する
Game Center自体の利用と、ゲーム内での購入は別の問題です。
ゲームによっては、アイテム、追加ステージ、キャラクターなどを購入できます。誤購入が心配な場合は、ファミリー共有やスクリーンタイムを使って購入を管理しましょう。
「承認と購入のリクエスト」をオンにすると、子どもがゲームを入手するときなどに保護者へ許可を求める仕組みを利用できます。
ただし、年齢やアカウントの設定によって利用条件が異なります。設定しただけで安心せず、実際にどの操作で承認が必要になるかも確認しておくとよいでしょう。
Game CenterとApple Arcadeの違いは?
Game CenterとApple Arcadeは一緒に表示されることがありますが、目的も料金の仕組みも異なります。
Game Centerはプロフィールやゲーム記録を管理するサービスで、Apple Arcadeは対象ゲームを遊ぶためのサブスクリプションです。
Apple Arcadeへ登録すると、対応するiPhone、iPad、Mac、Apple TV 4Kなどで、Appleが選んだゲームを利用できます。対象ゲームには、広告やアプリ内課金がないという特徴があります。
同じApple Accountでサインインしている互換端末では、対応するゲームの進行状況へアクセスできます。ただし、端末の種類によって利用できないゲームもあります。
Apple ArcadeまたはApple Oneを契約している場合は、ファミリー共有を使って、最大5人のほかのファミリーメンバーと共有できます。契約者本人を含めると、最大6人のグループで利用する形です。
サブスクリプションを解約すると、端末にダウンロード済みであってもApple Arcade対象ゲームは遊べなくなります。再登録すると再び遊べる可能性がありますが、長期間空いた場合には一部データへアクセスできないこともあるため注意が必要です。
Apple Arcadeの契約を変更または解約するときは、次の順に進みます。
1. 「設定」を開く
2. 画面上部の自分の名前をタップする
3. 「サブスクリプション」をタップする
4. 「Apple Arcade」または「Apple One」を選ぶ
5. 画面の案内に従う
料金、無料体験、提供ゲーム、利用条件は変更される可能性があります。契約前には、iPhoneに表示される最新情報を確認してください。
筆者が考えるGame Centerの上手な使い方
個人的には、Game Centerの価値は「競争できること」だけではなく、複数のゲームに散らばった記録を一つのプロフィールで確認しやすくする点にあると考えています。
ゲームを一人で楽しむ方でも、達成項目を見れば「どこまで進んだか」「どの目標が残っているか」を確認できます。友達機能を使わなくても、記録管理のために利用する意味はあります。
一方で、Game Centerがあれば、すべてのゲームデータが自動的かつ完全に守られるわけではありません。
Game Centerが扱う達成項目と、ゲーム本編のセーブデータは別に管理されている場合があります。機種変更の直前になって初めて確認するのではなく、普段から各ゲームの引き継ぎ方法を見ておくことが重要です。
私が初心者の方におすすめしたいのは、最初からすべての交流機能を使おうとせず、まず次の3点だけ設定する方法です。
- 個人を特定されにくいニックネームを付ける
- ゲームアクティビティの公開範囲を確認する
- 大切なゲームのデータ保存先を調べる
この3点を確認した後で、必要に応じて友達やチャレンジ機能を使えば、戸惑いを減らせます。
Game Centerを「使うか、完全にやめるか」の二択で考える必要もありません。プロフィールと記録は利用しつつ、友達を増やさないという使い方もできます。
便利な機能ほど、オンにすることより「誰に何が見えるか」を理解して使うことが大切です。Game Centerでも、公開範囲や友達リストをときどき見直す習慣が安心につながるでしょう。
まとめ
iPhoneのゲームセンターは、対応ゲームのスコア、達成項目、友達、チャレンジなどを管理できるAppleのサービスです。
「設定」からGame Centerをオンにし、ニックネーム、アバター、ゲームアクティビティの公開範囲を設定すれば利用を始められます。
使わない場合はサインアウトできますが、ゲームによってはGame Centerをデータ保存や復元に利用している可能性があります。大切なゲームがある方は、先にゲーム独自の引き継ぎ方法を確認してください。
また、Game CenterとApple Arcadeは別のサービスです。Game Centerは記録や交流の仕組み、Apple Arcadeは対象ゲームを利用する定額制サービスと覚えておきましょう。
まずは個人情報を含まないニックネームを設定し、公開範囲を確認するところから始めてみてくださいね。
よくある質問
iPhoneのゲームセンターは無料ですか?
Game Centerの基本機能を使うための個別料金はありません。
ただし、有料ゲームの購入、ゲーム内課金、Apple Arcadeなどのサブスクリプションには別途料金がかかる場合があります。購入画面に表示される金額を確認してから手続きを進めましょう。
Game Centerをオフにするとゲームデータは消えますか?
サインアウトしただけで必ずゲームデータが消えるとは限りませんが、ゲームによって保存方法が違うため断定できません。
Game Center、iCloud、ゲーム運営会社のアカウント、端末内保存などの方式があります。サインアウトやアプリ削除の前に、各ゲームの引き継ぎ設定を確認してください。
Game Centerで本名は相手に見えますか?
通常、ほかのプレイヤーに表示される名前として使用されるのは、設定したニックネームです。
ただし、自分で本名をニックネームに設定した場合は相手に見えます。個人を特定できる名前や数字を避け、公開範囲も確認しておくと安心です。


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