2025年5月26日、高橋名人さんはiPhoneがワンコールで留守電になる症状を報告し、「おやすみモード」の解除後に改善したと明かしました。
ただし、集中モードが通信会社の転送時間を直接短くするとは限りません。着信通知が抑えられて電話に出られず、ライブ留守番電話や通信会社の留守番電話へつながるなど、複数の設定が関係する可能性があります。
高橋名人のiPhoneがワンコールで留守電になった経緯とは?
高橋名人さんは2025年5月26日、公式ブログ「16連射のつぶやき」に「備忘録として『iPhoneが直ぐに留守電になってしまう件』」という記事を公開しました。
ブログによると、きっかけはマネージャーから「電話してもすぐに留守電になる」と知らされたことでした。自分ではいつでも電話を受けられる状態だと認識していたため、連絡をもらうまで異変に気づかなかったそうです。
高橋名人さんがいう「すぐ」とは、着信からワンコールで留守番電話につながる状態でした。
そこで最初に確認したのが、iOS 18で利用できるライブ留守番電話です。ライブ留守番電話をオフにしたものの、ワンコールで留守電になる症状は改善しませんでした。
さらに、インターネット上で案内されていた「留守番電話の転送設定」も探しましたが、使用中のiPhoneには該当する項目が見つからなかったと記しています。
その後も設定を変えながら試したものの、原因を特定できませんでした。状況が動いたのは、奥さんから「集中モードがお休みになっていない?」と指摘されたときです。
確認すると、実際に「お休みモード」が有効になっていました。これをオフにしたところ、留守番電話へつながる状態は解消したと報告しています。
流れを整理すると、次のとおりです。
- マネージャーから、電話がすぐ留守電になると知らされた
- 発信側ではワンコールで留守電につながっていた
- ライブ留守番電話をオフにしても改善しなかった
- 転送設定に相当する項目はiPhone上で見つからなかった
- 奥さんの指摘を受けて集中モードを確認した
- 「お休みモード」を解除すると症状が解消した
なお、元ブログの公開日は2025年5月26日です。5月27日と紹介される場合もありますが、記事ページに表示された日付を基準にすると26日となります。
使用していたiPhoneの具体的な機種名や契約回線は、確認できたブログ本文では示されていません。そのため、「すべてのiPhoneで同じ原因になる」と一般化することはできません。
この出来事の重要な点は、留守番電話のトラブルに見えても、留守番電話のオン・オフだけを調べればよいとは限らないことです。
おやすみモードはなぜ留守番電話に関係する?
「おやすみモード」は、iPhoneの「集中モード」に含まれる機能です。通知や着信を制限し、仕事や睡眠などを妨げにくくします。
ここで注意したいのは、集中モードと留守番電話サービスは同じ機能ではないということです。
集中モードは、主にiPhone側で着信を知らせるかどうかを制御します。一方、通信会社の留守番電話は、電話に出なかった場合や圏外の場合などに、回線側で通話を留守番電話センターへ転送する仕組みです。
ライブ留守番電話は、iPhone側で発信者のメッセージを受け付け、録音中の内容を文字で確認できる機能です。
それぞれの役割を分けると、次のようになります。
- 集中モード:着信音や画面表示などの通知を制限する
- ライブ留守番電話:iPhone上でメッセージを受け付け、文字起こしを表示する
- 通信会社の留守番電話:回線側で通話を留守番電話センターへ転送する
- 着信転送:一定の条件で、別の電話番号や留守番電話へ通話を送る
したがって、「おやすみモードが通信会社の呼び出し時間をワンコールに変更した」と断定するのは正確ではありません。
高橋名人さんのiPhoneでは、おやすみモードを解除したあとに症状が解消したことは確認できます。しかし、ワンコールで転送された詳しい仕組みや、ライブ留守番電話と通信会社側のサービスがどのように組み合わさっていたかまでは、元ブログから確認できません。
事実として言えるのは、次の2点です。
- 高橋名人さんのiPhoneで、おやすみモードが有効になっていた
- おやすみモードを解除したあと、留守電になる症状が解消した
ここから先の仕組みについては推測を含みます。集中モードによって着信通知が抑えられ、利用者が応答できないまま、別に有効だった留守番電話機能へつながった可能性が考えられます。
Appleの案内でも、着信音が鳴らず留守番電話につながる場合は、電話アプリと集中モードの設定を確認するよう説明されています。ソフトバンクも、呼び出し音が鳴らず留守番電話センターへ転送される場合の確認項目として、おやすみモードなどの集中モードを挙げています。
おやすみモードを解除する手順
まずは一時的に集中モードを解除し、着信状態が変わるか試してみましょう。
1. iPhoneの画面右上から下へスワイプする
2. コントロールセンターの「集中モード」をタップする
3. 有効になっている「おやすみモード」などをタップする
4. アイコンが消え、オフになったことを確認する
5. 別の電話から自分のiPhoneへ発信する
ホームボタンがあるiPhoneでは、画面下端から上へスワイプしてコントロールセンターを開く機種があります。
「おやすみモード」以外にも、「睡眠」「仕事」「パーソナル」「運転」などが有効になっていないか確認してください。名称や表示される項目は、利用者が作成した設定によって異なります。
勝手におやすみモードへ戻る場合
一度オフにしても、決まった時間になると再び有効になる場合があります。そのときは自動化の設定を確認しましょう。
1. 「設定」を開く
2. 「集中モード」をタップする
3. 「おやすみモード」や「睡眠」を選ぶ
4. スケジュールや自動化を確認する
5. 不要な設定だけをオフにする
睡眠スケジュール、時刻、場所、特定のアプリの使用などを条件として、自動的に集中モードが有効になることがあります。
同じApple Accountを使うiPadやMacを持っている人は、「デバイス間で共有」も確認してください。別のApple製品で集中モードを有効にした結果、iPhoneにも反映される場合があります。
すべての集中モードを削除する必要はありません。家族や保育園、病院、勤務先など、大切な相手からの電話だけを許可する使い方もできますよ。
iPhoneがすぐ留守電になる原因を3層で切り分けるには?
同じ「すぐ留守電になる」という症状でも、原因は一つではありません。私は、端末側・回線側・発信者別の3層に分けて調べる方法が分かりやすいと考えています。
1.端末側の設定を確認する
端末側には、iPhone上で着信の通知や処理を変える設定が含まれます。
主な確認項目は次のとおりです。
- おやすみモードなどの集中モード
- ライブ留守番電話
- 不明な発信者に関する設定
- 着信拒否した連絡先
- 機内モード
- 電波状況
- 迷惑電話対策アプリ
- iPhoneの一時的な不具合
すべての相手からの電話が鳴らないなら、集中モードや通信状態を優先して確認します。
連絡先に登録していない相手だけが留守電になるなら、不明な発信者に関する設定が疑われます。特定の一人だけなら、着信拒否や集中モードの許可相手を確認しましょう。
2.回線側の留守番電話を確認する
回線側には、通信会社が提供する留守番電話や条件付き転送が含まれます。
たとえば、次のような条件で留守番電話へ転送される契約があります。
- 一定時間、電話に応答しなかった
- iPhoneの電源が切れていた
- 圏外だった
- 通話中だった
- 回線側の留守番電話が「呼び出しなし」に設定されていた
この設定は、iPhoneの「設定」アプリだけでは変更できない場合があります。通信会社の会員ページ、専用アプリ、音声案内、サポート窓口などで確認してください。
3.発信者別の違いを確認する
全員ではなく、特定の相手だけで起こる場合は、発信者別の設定を疑います。
- その電話番号を着信拒否していないか
- 集中モードで、その相手の着信を許可しているか
- 相手が非通知で発信していないか
- 連絡先に正しい番号を登録しているか
- 迷惑電話として判定されていないか
端末側・回線側・発信者別の順で分けると、無関係な設定を何度も変更せずに済みます。
高橋名人さんの事例は端末側の集中モードで改善しましたが、別の人に同じ対処が当てはまるとは限りません。症状が似ていても、通話が処理される場所が違うためです。
ライブ留守番電話の設定はどう確認する?
集中モードを解除しても改善しない場合は、ライブ留守番電話を確認しましょう。
ライブ留守番電話が有効な状態で通話が留守番電話へ送られると、相手が話している内容の文字起こしがiPhoneに表示されます。必要な電話だと分かった時点で、途中から応答することもできます。
Appleが案内している基本的な確認手順は、次のとおりです。
1. 「設定」を開く
2. 「アプリ」をタップする
3. 「電話」をタップする
4. 「ライブ留守番電話」を確認する
5. 停止して試す場合はスイッチをオフにする
iOSの世代によっては、「設定」の中に「電話」が直接表示される場合があります。項目が見つからないときは、設定画面の検索欄に「ライブ留守番電話」と入力すると探しやすいですよ。
Appleによると、ライブ留守番電話は国、地域、言語によって利用できない場合があります。また、iPhoneの電源が切れているときや通信事業者の圏外にいるときは、利用可能であれば通信会社の留守番電話へ転送されます。
不明な発信者だけがすぐ留守電になる場合
Appleの案内では、「不明な発信者を消音」が有効な場合、知らない番号からの着信は呼び出し音を鳴らさず、直接ライブ留守番電話につながります。
家族の電話は鳴るのに、病院や配送業者からの電話だけ鳴らない場合は、この設定を確認しましょう。
iOSの世代によっては、「不明な発信者をスクリーニング」「通話フィルタリング」など、関連する項目の名称や選択肢が異なります。
迷惑電話を減らせる便利な機能ですが、初めて電話をかけてくる仕事相手や施設の番号まで対象になる可能性があります。大切な電話を待っている期間は一時的に設定を見直すか、必要な番号を連絡先へ登録しておくと安心です。
ライブ留守番電話をオフにしても、通信会社の留守番電話まで停止するとは限りません。高橋名人さんの事例でも、この機能をオフにしただけでは改善しませんでした。
通信会社の留守番電話と着信時間は変更できる?
留守電へ切り替わるまでの着信時間は、iPhone本体に共通する「呼び出し秒数」の設定で自由に変えられるとは限りません。
通信会社の留守番電話へつながる場合は、回線側の「無応答時の呼び出し時間」などとして管理されることがあります。設定可能な秒数、料金、変更方法は通信会社や契約内容によって異なります。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの公式案内では、iPhone本体から留守番電話を設定する場合、次の経路が示されています。
1. 「設定」を開く
2. 「モバイル通信」をタップする
3. 「通信事業者サービス」をタップする
4. 留守番電話の設定項目を選ぶ
ソフトバンクは、iPhone本体から留守番電話をオンにした場合の呼び出し時間を20秒固定と案内しています。変更する場合は、My SoftBankまたは留守番電話サービスセンターを利用する案内です。
停止についても、「設定」→「モバイル通信」→「通信事業者サービス」から操作できると説明されています。ただし、利用中の回線、iOS、契約内容によって表示が異なる可能性があるため、実際の画面で確認してください。
以前使われていた「1406」による留守番電話設定は、2022年4月20日に提供を終了しています。古い記事に掲載された番号をそのまま使わず、現在の公式手順を確かめましょう。
ドコモ・au・楽天モバイルなどの場合
ドコモ、au、楽天モバイル、ワイモバイル、格安SIMなどでは、利用できるサービスや操作方法が異なります。
同じ会社でも、料金プランや回線の種類、留守番電話オプションの加入状況によって設定が変わることがあります。そのため、確認できていない共通コードや秒数を一律に紹介することはできません。
通信会社へ問い合わせる場合は、次のように伝えると状況を説明しやすくなります。
「iPhoneへの電話が短時間で留守番電話へ転送されます。無応答時の呼び出し時間と、留守番電話または条件付き転送の設定を確認したいです」
併せて、次の情報も用意しましょう。
- iPhoneの機種名
- iOSのバージョン
- 契約中の通信会社と料金プラン
- 留守電へつながるまでのおおよその秒数
- すべての相手で起こるか
- 未登録の番号だけで起こるか
- 圏外ではない場所でも起こるか
- 集中モードとライブ留守番電話を確認したか
価格、サービス内容、設定画面は変更される可能性があります。操作する際は、契約中の通信会社が公開している最新情報を確認してください。
解除しても直らない場合はどう診断する?
設定を闇雲に変えるより、発生条件を記録したほうが原因を絞りやすくなります。
まず、家族などに協力してもらい、別の電話から自分のiPhoneへ発信してください。発信してから留守番電話へ切り替わるまでを、ストップウォッチで測ります。
「ワンコール」という表現は、人によって捉え方が異なります。通信会社へ相談するときも、約何秒で切り替わったかを伝えるほうが正確ですよ。
確認結果は、次のように判断できます。
- 毎回ほぼ同じ秒数:回線側の呼び出し時間や留守番電話設定を疑う
- 決まった時間帯だけ:集中モードのスケジュールを疑う
- 未登録番号だけ:不明な発信者の設定を疑う
- 特定の人だけ:着信拒否や許可する連絡先を疑う
- 地下や建物内だけ:圏外時転送や電波状況を疑う
- 電源を入れ直すと改善:一時的な通信不具合の可能性を考える
機内モードが有効になっていないか、アンテナ表示が「圏外」や「SOS」になっていないかも確認しましょう。
必要に応じてiPhoneを再起動し、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で更新の有無を確認します。更新前にはバックアップを取り、充電と安定した通信環境を用意してください。
通信事業者設定の更新案内は、「設定」→「一般」→「情報」を開いたときに表示される場合があります。
それでも直らなければ、発生した日時、秒数、発信者の番号が登録済みかどうかを記録して通信会社へ相談しましょう。
高橋名人の事例から考える今後の注意点
筆者としては、高橋名人さんの事例は「原因が集中モードだった」という結論だけでなく、本人が異変に気づきにくかったことに重要な意味があると考えます。
iPhoneの持ち主には着信音が鳴らないため、電話が来ていないように見えます。一方、発信者側では留守番電話につながるため、「電話に出てもらえない」「回線がおかしい」と感じます。
つまり、同じ通話でも発信者と受信者が見ている現象が違うのです。設定画面だけを眺めても、発信者側で何が起きているかは確認できません。
高橋名人さんも、マネージャーから知らされるまで問題を認識していませんでした。最後には、別の電話から自分へ電話をかけて確認する必要があるかもしれないという趣旨の感想を記しています。
私は、次のタイミングで着信テストを行うのが実用的だと考えます。
- iOSを更新したあと
- 新しいiPhoneへ機種変更したあと
- 通信会社や料金プランを変更したあと
- 集中モードのスケジュールを作り直したあと
- 留守番電話を契約または停止したあと
- 病院や仕事などの重要な連絡を待っているとき
ただし、すぐ留守電になるからといって、集中モードやライブ留守番電話をすべて停止するのが最善とは限りません。
集中モードには睡眠や仕事を妨げにくくする利点があります。ライブ留守番電話にも、用件を文字で確かめてから応答できる利点があります。
原因を切り分けたうえで、必要な相手を許可する、不明な発信者の設定だけ一時的に変更する、呼び出し時間を見直すなど、生活に合った調整を選ぶほうが使いやすいでしょう。
なお、本記事では2026年8月18日時点で、高橋名人さんの公式ブログ、Appleサポート、ソフトバンク公式サポートの公開情報を確認しました。iOSや通信会社の仕様は更新されるため、画面が異なる場合は各社の最新案内を確認してください。
高橋名人のiPhoneがすぐ留守電になった件のまとめ
高橋名人さんは2025年5月26日、iPhoneへの電話がワンコールで留守番電話につながる状態を公式ブログで報告しました。
ライブ留守番電話をオフにしても改善しませんでしたが、奥さんの指摘で「お休みモード」が有効だと分かり、解除後に症状が解消しています。
ただし、集中モードが通信会社の転送時間を直接短縮したとまでは確認できません。集中モードは主に着信通知を制御し、ライブ留守番電話や通信会社の留守番電話とは別の仕組みです。
同じ症状が起きたら、端末側・回線側・発信者別の3層に分けて調べましょう。何秒後に留守電へつながるかを測り、別の電話から実際に発信することが、原因を見つける近道ですよ。
よくある質問
おやすみモードを解除すれば、すぐ留守電になる症状は必ず直りますか?
直るとは限りません。高橋名人さんの事例では改善しましたが、ライブ留守番電話、通信会社の転送設定、不明な発信者の設定、着信拒否、圏外などが原因の場合もあります。
集中モードは留守番電話への転送時間を短くしますか?
集中モードは主に着信音や通知を制限する機能で、通信会社の無応答転送時間そのものを変更する機能ではありません。ただし、着信に気づかず応答できない結果、別に有効な留守番電話へつながることがあります。
ライブ留守番電話をオフにすれば留守電を完全に停止できますか?
通信会社の留守番電話が有効なら、ライブ留守番電話をオフにしても留守電へ転送される場合があります。完全に停止したいときは、iPhone側と通信会社側の両方を確認してください。


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