iPhoneのバックアップの復元が長い時の対処法をご紹介します。
iPhoneのバックアップを復元する際に「長いな」と感じたことはありませんか?
私はiPhoneの機種変更をした時には、iTunesでバックアップ・復元をしていますが、正直長いと感じていました。
復元をすると、かなり時間がかかっているように思うのですが、何が原因かは素人ではなかなか判断がつきません。
また、原因が複数あるかもしれません。
今回は、iPhoneの復元が長い時の対処法をご紹介しますので、是非一つ一つ確認してみてください。
また、復元にかかる時間の目安もご紹介しますので、最後までチェックしてくださいね。
iPhoneのバックアップ:復元が長い時の対処法
復元が長い時の対処法を、iCloudとiTunesに分けてご紹介します。
まずはiCloudとiTunes共通の対処法から見ていきましょう。
iCloud・iTunes共通
復元にiCloudを利用する場合もiTunesを利用する場合も、移行するデータ容量を減らすことをオススメします。
復元するデータが多いと、それだけ時間がかかります。
必ずデータ容量を減らさなければならないわけではありませんが、移行するデータの中に使用していないアプリや不要な写真はありませんか?
もしもそのような不要なデータがあれば、削除をしてデータ容量を減らし、バックアップからし直しましょう。
ちなみに、iPhoneの使用データ容量確認方法は以下の通りです。
2.「一般」をタップする
3.iPhoneストレージをタップする
以上の操作で一番上にグラフが表示され、データの中で何が多いかが一目瞭然です。
そして下にスクロールすると、各アプリの使用データ容量が表示されます。
私はiPhoneの容量 128 GB 中、使用済み 104.6GB、「写真」だけで49.54GBでした。
実は不要な写真がたくさんあります。。。
私もなかなか整理できていませんが、こまめにバックアップを取った方がいいので、不要なアプリや写真もこまめに削除しておきましょう。
iCloud
iCloudでの復元が長い時の対処方法を見ていきましょう。
iOSを最新にする
iOSが古いバージョンの場合、不具合が起こることもあるようです。
iOSが古いままだと、復元は問題なくとも今後利用する中で不具合が発生する場合もあるため、復元前にアップデートしておきましょう。
iOSのアップデート方法は以下の通りです。
2.「一般」をタップする
3.「ソフトウェアアップデート」をタップする
4.「今すぐインストール」をタップする
以上でアップデートの操作は完了です。
もしも手順4で「ダウンロードしてインストール」が表示される場合は、「ダウンロードしてインストール」をタップし、ダウンロード後にパスコードを入力してから、「今すぐインストール」をタップです。
Wi-Fi環境を確認する
復元をする際には速度がある安定したWi-Fi環境が必要です。
Free Wi-Fiでは接続が不安定になる場合もあり難しいかもしれません。
また、ご家庭のWi-Fiの場合、ルーターとの間に障害物があると接続の妨げになる可能性があるため、ルーターの近くで復元を行うと良いでしょう。
もしもWi-Fiルーターに不具合があるようなら、ルーターの再起動も試しましょう。
そしてiCloudで復元が長くてどうしても難しそうなら、有線接続(PC)での復元に切り替えた方がいいかもしれません。
iTunes
続いてiTunesでの復元が長い時の対処方法を見ていきましょう。
iTunesのバージョンを最新にする
iTunesのバージョンが最新でない場合は、うまく動作しない場合や動作に時間がかかる場合があります。
特に理由がなければ、iTunesのバージョンを最新にしておきましょう。
iTunes以外のアプリ(ソフト)を終了する
複数のアプリを開いてPCが重くなっている状態だと、iPhoneのバックアップ復元の時間も長くなる可能性があります。
そのため、復元の際にはiTunes以外のアプリ(ソフト)は終了させることが好ましいです。
このあたりはPCのスペックにもよるので、複数台PCをお持ちであれば、よりスペックの高いPCで復元すると良いでしょう。
iPhoneと接続しているケーブルを確認する
ケーブルの断線や端子の接触不良など、PCとiPhoneをつなぐケーブル側の問題で時間がかかる場合があります。
もし別のケーブルが手元にあれば、別のケーブルを試してみましょう。
また、なるべくApple純正のケーブルを利用することをおすすめします。
iPhone用の非正規品アクセサリは安価ですが、その分、断線などしやすい場合があります。
可能であればApple純正のケーブルを用意しておくと良いでしょう。
ウイルスソフトの一時停止
ウイルスソフトの影響で復元ができない場合もあるようです。
以前私のiPhoneがiTunesでの復元途中で動かなくなった時にAppleに電話で相談したことがあります。
その際、ウイルスソフトの一時停止をするように言われました。
結局私のiPhoneの事象はウイルスソフトの一時停止では解消されなかったのですが、Appleの方がおっしゃるくらいなので、試してみる価値はあるかもしれません。
一時といえどウイルスソフトの停止ですし、再開をさせることを忘れないようにするなど、全て自己責任での対応にはなるかと思います。
iPhoneのバックアップ:復元の時間はどれくらいかかる?
ここまで、「復元が長い時の対処法」をご紹介しましたが、皆様どれくらいの時間を「長い」と感じていますでしょうか?
iPhoneのバックアップの復元は、数分で終わるようなものではありません。
1~2時間と言われることもあるようですが、復元するデータ容量にもよりますので、以下の表を目安にしてください。
データ容量 | 復元時間 |
16GB以下 | 約30分~45分 |
20~60GB | 約40分~1時間 |
70~120GB | 約1時間~2時間 |
128GB以上 | 約1.5~2.5時間 |
あくまでも目安なのでこの限りではありませんが、もしも目安の内におさまっていれば、ご自身では「長い」と感じても、通常の範囲内だと思ってください。
もしも復元の時間として目安の3倍も4倍も長い時間が表示された時には、復元が途中で止まったり、終わらない可能性があります。
今回ご紹介の対処法で解決しそうになければ、Appleのサポートセンターに相談するのが一番でしょう。
まとめ
今回は、iPhoneのバックアップの復元が長い時の対処法や、復元にかかる時間の目安についてご紹介しました。
私のiPhoneは、iTunesでの復元途中で止まってしまい、先に進まなかったことがあります。
iPhoneとPCを接続しているのに、iPhoneの画面にはPCへの接続を求める画面が出てしまう状況でした。
Appleのサポートセンターに相談し、一つ一つ確認していったところ、原因は特定できず、「他の人のPCで試してみるか、Appleの店舗に来店を」とのことでした。
「他の人のPC!?」と思いながら、すぐに兄に相談してPCを貸してもらうと、私のiPhoneは何事もなかったかのように復元を始めました。
ケーブルは自分のPCで復元を試みた時と同じケーブルだったので、PCのスペックの問題だったのかもしれません。
今回ご紹介の対処法や復元時間の目安を参考にしていただき、解決が難しそうであればAppleのサポートセンターを頼ってみましょう。
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