2026年7月18日、日本のApple StoreでiPhoneが一斉に値上げされ、現行モデルの最低価格は107,800円になりました。
iPhone 17は13,000円、iPhone Airは18,000円、iPhone 17 Pro Maxは最大25,000円上昇しています。購入を検討している方は、値上げ額だけでなく、容量、下取り、返却条件を含む総支払額まで確認することが大切です。
iPhoneは2026年7月18日にいくら値上げされた?
Appleは2026年7月18日、日本国内で販売するiPhoneの価格を改定しました。値上げ幅は、モデルと保存容量によって8,000円から25,000円です。
Appleのオンラインストアで2026年8月8日に確認できる価格と、価格改定を報じた「ケータイ Watch」「Impress Watch」の情報を照合すると、主なモデルの新旧価格は次のようになります。
| モデル | 容量 | 改定前 | 改定後 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 17e | 256GB | 99,800円 | 107,800円 | 8,000円 |
| iPhone 17e | 512GB | 134,800円 | 142,800円 | 8,000円 |
| iPhone 17 | 256GB | 129,800円 | 142,800円 | 13,000円 |
| iPhone 17 | 512GB | 164,800円 | 177,800円 | 13,000円 |
| iPhone Air | 256GB | 159,800円 | 177,800円 | 18,000円 |
| iPhone Air | 512GB | 194,800円 | 212,800円 | 18,000円 |
| iPhone Air | 1TB | 229,800円 | 247,800円 | 18,000円 |
| iPhone 17 Pro | 256GB | 179,800円 | 194,800円 | 15,000円 |
| iPhone 17 Pro | 512GB | 214,800円 | 229,800円 | 15,000円 |
| iPhone 17 Pro | 1TB | 249,800円 | 264,800円 | 15,000円 |
| iPhone 17 Pro Max | 256GB | 194,800円 | 214,800円 | 20,000円 |
| iPhone 17 Pro Max | 512GB | 229,800円 | 249,800円 | 20,000円 |
| iPhone 17 Pro Max | 1TB | 264,800円 | 284,800円 | 20,000円 |
| iPhone 17 Pro Max | 2TB | 329,800円 | 354,800円 | 25,000円 |
金額はすべて税込です。Apple Storeの販売価格は今後再び変更される可能性があるため、購入直前にはApple公式で最新価格を確認してください。
最低価格のiPhone 17eも10万円を超えた
今回の価格改定で特に大きな意味を持つのが、iPhone 17eの値上げです。
256GBモデルは99,800円から107,800円となり、Appleが日本で直接販売する現行iPhoneから、10万円未満で購入できるモデルがなくなりました。
値上げ額だけを見ると8,000円で、今回の対象モデルでは最も小さい金額です。しかし、10万円という心理的な境目を超えたことで、初心者やライトユーザーにとって購入のハードルは高くなったといえるでしょう。
私が同僚からスマートフォン選びの相談を受けるときも、「10万円以内なら一括で買いたい」という条件を聞くことがあります。今回の改定後は、Apple Storeの新品に限定すると、その条件に合う現行モデルを選べません。
予算が10万円前後の方は、通信会社の割引だけでなく、Apple認定整備済製品、信頼できる販売店の旧モデル、中古端末も比較対象になります。ただし、中古品はバッテリー状態、保証期間、ネットワーク利用制限などの確認が必要ですよ。
最も高いモデルは354,800円に
iPhone 17 Pro Maxの2TBモデルは、329,800円から354,800円になりました。
値上げ額は25,000円で、今回確認できるモデルの中では最大です。保存容量が大きい上位モデルほど、家計への影響を実感しやすい改定となっています。
ただし、値上げ額が最大だからといって、値上げ率も必ず最大になるわけではありません。
主な最低容量モデルを改定前価格と比べると、iPhone 17eは約8.0%、iPhone 17は約10.0%、iPhone Airは約11.3%、iPhone 17 Proは約8.3%、iPhone 17 Pro Maxは約10.3%の上昇です。
最低容量モデル同士では、金額ではiPhone 17 Pro Max、割合ではiPhone Airの上昇が大きいことがわかります。
ニュースを見ると「最大25,000円値上げ」という数字に目が向きやすいですよね。しかし、自分が選ぶ予定のモデルと容量を一段ずつ確認しないと、実際の負担増は判断できません。
iPhone 16も値上げの対象になった
価格改定の対象は、iPhone 17シリーズだけではありません。
旧世代として併売されているiPhone 16の128GBモデルも、114,800円から124,800円へ10,000円値上げされました。iPhone 16 Plusの128GBモデルは129,800円から144,800円、256GBモデルは144,800円から159,800円へ、それぞれ15,000円上昇しています。
そのため、「最新モデルが上がったなら、旧モデルをApple Storeで安く買おう」と考えても、改定前ほど大きな価格差を得られるとは限りません。
旧モデルを選ぶ場合は、単に世代だけで決めず、販売価格、保存容量、今後利用できる期間、必要な機能を新モデルと比較しましょう。
iPhone値上げの理由はなぜ?Appleの公式説明はある?
今回のiPhone値上げについて、Appleは日本向け価格を変更した明確な理由を公式には詳しく説明していません。円安が有力な背景とみられますが、断定はできません。
価格改定を報じた複数の媒体は、米国での販売価格が据え置かれた一方、日本の価格が上昇した点から、為替の影響が大きいと分析しています。
日本だけで価格が変わり、米ドルでの価格に同様の改定がなければ、日本円に換算するときの基準が調整された可能性を考えるのは自然です。
実際、2026年7月には円安が進み、報道では一時1ドル162円台に達したと伝えられました。Appleが過去にも為替変動に合わせて日本価格を見直してきたことを踏まえると、今回も為替が重要な要因になったと考えられます。
ただし、これは公表された価格と為替状況に基づく分析です。Appleが「円安だけが理由」と公式に説明したわけではありません。
部品代、輸送費、販売コスト、市場ごとの価格戦略など、製品価格には複数の要素が関係します。そのため、確定している事実と考えられる背景は分けて受け取る必要があります。
- 確定している事実:2026年7月18日に日本のiPhone価格が改定された
- 確定している事実:モデル別に8,000円から25,000円値上げされた
- 確定している事実:米国では同時期に同じ価格改定が行われていない
- 有力とされる分析:円安を日本価格へ反映した可能性が高い
- 現時点で断定できないこと:値上げの全要因と各要因の割合
「円安だから仕方がない」と一言で終わらせると、事実と推測が混ざってしまいます。読者としては、Appleから理由の詳細な説明が出ていない点も含めて理解しておくのが正確ですよ。
6月のMac・iPad値上げから約3週間後だった
今回のiPhone価格改定には、直前の動きもあります。
Appleは2026年6月25日に日本でMacやiPadの価格を改定しましたが、その時点ではiPhoneの価格は据え置かれていました。それから約3週間後の7月18日、iPhoneも値上げされています。
さらに、同じ7月18日にはApple WatchやAirPodsの一部モデルも価格改定の対象となりました。
たとえば、Apple Watch Series 11は64,800円から71,800円へ、AirPods 4は21,800円から23,800円へ値上げされています。一方、AirPods Max 2は89,800円で据え置かれたと報じられました。
この流れを見ると、特定のiPhoneだけを値上げしたのではなく、日本で販売するApple製品の価格体系を広く見直した動きだと考えられます。
ただし、この記事の中心はiPhoneの価格改定です。Apple WatchやAirPodsも一緒に購入する方は、周辺機器まで含む予算が以前より増える可能性がある、という点を押さえておきましょう。
iPhoneの値上げで購入者の負担はどう変わる?
値上げ後は、本体価格だけでなく、保証、周辺用品、通信料金まで含めた総額で比較する重要性が高まりました。
たとえば、iPhone 17eの256GBモデルは107,800円ですが、これだけで必要な費用がすべて決まるわけではありません。
購入方法によっては、次の費用が加わります。
- ケースや画面保護用品
- 必要に応じた充電器やケーブル
- AppleCare+などの保証
- 毎月の通信料金
- iCloudの有料ストレージ
- イヤホンなどの周辺機器
- 返却時の故障や破損に伴う負担
ケースや充電器まで新しく購入すれば、最低価格のモデルでも支出は11万円を超える可能性があります。保証に加入したり、大容量のiCloudを利用したりすれば、購入後も継続的な費用が発生します。
私は相談を受けるとき、「端末はいくらですか」だけでなく、「何年使う予定ですか」「最後に返却しますか」「保証は必要ですか」という3点を確認しています。
同じ142,800円のiPhone 17でも、4年以上使う人と2年後に返す人では、適した購入方法が異なるからです。
分割払いの月額だけで決めない
Appleや通信会社では、分割払い、下取り、一定期間後の端末返却を利用した購入方法が用意されています。
月々の支払額が小さく表示されていると、一括価格より手頃に見えます。しかし、月額の低さと端末価格の安さは同じ意味ではありません。
契約前には、次の内容を確認しましょう。
- 支払回数
- 最終的な総支払額
- 端末を返却する必要があるか
- 返却期限はいつか
- 返却後に端末が手元に残るか
- 画面割れや故障時に追加負担があるか
- 通信契約や乗り換えが割引条件になっているか
- 途中解約や早期返却ではどうなるか
「実質負担額」は、所定の時期に端末を返却し、さまざまな条件を満たした場合の金額として表示されることがあります。
返却せずに長く使う予定なら、広告に表示された実質負担額ではなく、端末代金の総額を確認しなければなりません。
値上げ後ほど月額表示の小ささが魅力的に見えますが、まず総額を見て、その次に毎月の負担へ分けて考える順番がおすすめですよ。
Apple Trade Inの下取り額は一律ではない
Apple Storeでは、対象端末を下取りに出して購入価格へ充当できる「Apple Trade In」が案内されています。
2026年8月8日にAppleのiPhone 17 Pro購入ページを確認すると、iPhone 8以降の対象端末について5,000円から135,000円の下取り額が案内されています。
ただし、誰でも135,000円の値引きを受けられるわけではありません。
実際の下取り額は、機種、容量、端末の状態、正常に動作するかどうかなどによって変わります。査定の結果、事前の見積額より低くなったり、下取りの対象外になったりする可能性もあります。
また、下取りは現金値引きとまったく同じではありません。今使っている端末を手放すため、手元に残して予備機にする選択肢や、別の方法で売却する選択肢を失います。
下取りを検討するときは、次の3つを比べてみましょう。
- Apple Trade Inの見積額
- 通信会社の下取り額
- 中古買取店などの査定額
金額だけでなく、手続きの簡単さ、データ消去の方法、査定後の減額条件も違います。数千円の差であれば、手続きがわかりやすく安心できる方法を選ぶ考え方もありますよ。
値上げ後のiPhoneは今買うべき?待つべき?
今すぐ必要なら購入を検討し、現在の端末に困っていないなら価格だけを理由に急いで買わない、という判断が現実的です。
すでに2026年7月18日の値上げは実施されています。そのため、「値上げ前に駆け込み購入する」という選択肢は、Apple Storeではもう使えません。
一方、今後価格が下がることも、さらに上がることも現時点では確定していません。「必ず安くなる」「次のモデルはもっと高くなる」と断定して購入を急がせる情報には注意してください。
購入するか迷ったら、まず現在の困りごとを確認しましょう。
今買う判断が合いやすい人
次のような状況なら、価格の動きを待つより、必要な端末を確保する意味があります。
- 現在のiPhoneが故障して日常生活に支障がある
- バッテリー交換だけでは問題を解決できない
- 必要なアプリが古い機種やOSに対応しなくなった
- 仕事や連絡に必要で、予備端末もない
- 欲しい機能と予算が明確に決まっている
- 下取りや購入条件を含めた総額に納得できる
スマートフォンは、電話だけでなく、決済、銀行、仕事、家族との連絡にも使われます。必要な機能を安全に利用できない状態なら、値下がりを待つことにも不便という費用が生じます。
ただし、急いでいるときほど、保存容量とデータ移行方法だけは確認してください。安いという理由だけで容量の小さいモデルを選び、すぐに空き容量が不足すると、長く使いにくくなります。
待つ判断が合いやすい人
次のような方は、すぐ購入せず、現在の端末を使いながら比較してもよいでしょう。
- 今のiPhoneが問題なく動いている
- 欲しいモデルや容量が決まっていない
- 値上げを知って不安になっただけで、具体的な不満はない
- バッテリー交換で使い続けられる可能性がある
- 返却プログラムの条件を理解できていない
- 一括価格を払うと生活費や緊急資金に影響する
値上げされたからといって、今日買わなければさらに損をするとは限りません。
特に「新しい機種なら何となく安心」という理由だけなら、現在の端末に必要な更新を行い、バックアップを確認してから判断しても遅くありません。
旧モデルや中古iPhoneを選ぶときの注意点
新品の現行モデルが予算を超える場合は、旧モデルや中古iPhoneも選択肢になります。
ただし、販売価格だけを見て決めるのは避けましょう。中古端末では、次の項目を確認してください。
- バッテリーの最大容量
- 修理や部品交換の履歴
- 販売店の保証期間
- ネットワーク利用制限の状態
- アクティベーションロックが解除されているか
- 水没や大きな損傷がないか
- 利用したいSIMやeSIMに対応するか
- 必要なiOSとアプリを利用できるか
個人間取引は販売店より安いことがありますが、端末状態を自分で判断する必要があり、購入後の保証も限定的です。機械の確認に自信がない方は、保証と返品条件が明示された販売店の方が安心しやすいですよ。
また、価格改定直後は、販売店に残る旧価格の在庫と新価格の在庫が混在する場合があります。見つけた価格が現在も有効か、在庫があるか、表示価格に通信契約などの条件が付いていないかを確認しましょう。
筆者は今回のiPhone値上げをどう見る?
筆者としては、今回の重要な変化は単純な8,000円から25,000円の上昇だけではなく、Apple直販の現行iPhoneから10万円未満の選択肢がなくなったことだと考えます。
iPhone 17eは、上位モデルほどの機能を必要としない方にとって、比較的選びやすい位置づけの製品です。その入口が107,800円になったことで、「高性能なモデルを選ぶか」より前に、「新品のiPhoneを選ぶか」という判断が必要になりました。
一方、値上げ後も日本のiPhone価格が世界で最も高いとは限りません。
MM総研が2026年7月28日に公表した39の国・地域の比較では、値上げ前の日本は調査対象の5モデルすべてで最安でした。値上げ後も、対象モデルによって日本は最安または3番目の安さとされています。
つまり、今回の改定は日本の購入者にとって明確な負担増ですが、「日本だけが世界で極端に高額になった」とまではいえません。
この点は、値上げの受け止め方を考えるうえで重要です。以前の日本価格が海外と比べて低かったため、円安に合わせて差を縮めた面があると考えられるからです。
ただし、海外より安いかどうかと、日本の家計にとって買いやすいかどうかは別問題です。
354,800円のiPhone 17 Pro Max 2TBは、パソコンや家電と比較しても大きな支出です。写真や動画を仕事で大量に扱うなど、2TBが必要な理由がなければ、より小さい容量やクラウド保存を組み合わせた方が費用を抑えられる可能性があります。
反対に、保存容量を節約するためだけに小さすぎるモデルを選び、短期間で容量不足になるのもおすすめできません。
購入前には「現在の使用済み容量」を確認し、今後撮影する写真や動画の量も考えましょう。「設定」から「一般」「iPhoneストレージ」と進むと、現在どれくらい使っているか確認できます。
私は、値上げ後のiPhone選びでは、モデルの上下よりも次の順番が役立つと考えています。
- 必要な機能を決める
- 必要な保存容量を確認する
- 何年間使うか決める
- 端末を返却するか手元に残すか決める
- 下取り、保証、通信費を含む総額を比較する
たとえば、カメラ性能へのこだわりが少なく、日常的な連絡や写真撮影が中心なら、上位のProモデルが必要とは限りません。
反対に、仕事で長時間動画を撮影する方が価格だけで小容量モデルを選ぶと、外部保存やクラウド契約の追加費用が発生し、結果として不便になることがあります。
値上げのニュースを見た直後は、「今後もっと上がるかもしれない」という不安が判断を急がせます。しかし、将来の価格を正確に予測することはできません。
だからこそ、予測よりも現在の必要性と支払総額を基準にする方が、後悔を減らしやすいでしょう。
まとめ
2026年7月18日、日本のApple StoreでiPhoneの価格が一斉に改定されました。
値上げ幅は8,000円から25,000円です。iPhone 17eの256GBモデルは99,800円から107,800円となり、Appleが直接販売する現行iPhoneから10万円未満のモデルがなくなりました。
iPhone 17は13,000円、iPhone Airは18,000円、iPhone 17 Proは15,000円上昇しています。iPhone 17 Pro Maxは容量によって20,000円から25,000円値上げされ、2TBモデルは354,800円です。
日本だけで価格が改定され、米国価格は据え置かれたことから、円安の影響が有力と考えられています。ただし、Appleは値上げの理由を詳しく公式説明していないため、為替だけが原因だと断定はできません。
購入するときは月々の支払額だけで決めず、総支払額、返却条件、下取り査定、保証、周辺用品まで確認しましょう。
今のiPhoneに問題がなければ、値上げのニュースだけを理由に急いで買う必要はありません。故障やアプリの非対応で困っている場合は、必要な機能と容量を整理し、修理と買い替えの費用を比較してみてくださいね。
よくある質問
iPhoneは2026年7月に何円値上げされましたか?
2026年7月18日の価格改定による値上げ幅は、モデルと保存容量によって8,000円から25,000円です。
iPhone 17eは8,000円、iPhone 17は13,000円、iPhone Airは18,000円、iPhone 17 Proは15,000円値上げされました。iPhone 17 Pro Maxは20,000円から25,000円の上昇です。
値上げ後に最も安いiPhoneはいくらですか?
Apple Storeで販売される現行モデルでは、iPhone 17eの256GBが107,800円です。
価格は2026年8月8日の確認内容であり、今後変更される可能性があります。購入前にApple公式の最新価格を確認してください。
iPhoneは値上げ後の今、買うべきですか?
現在の端末が故障している、必要なアプリが使えないなど、具体的に困っている場合は購入を検討する意味があります。
今の端末が問題なく使える場合は、値上げだけを理由に急ぐ必要はありません。必要な機能、容量、使用年数、返却条件、総支払額を比較して判断しましょう。
星野 結衣(スマホトラブル解決ナビゲーター)


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