iPhoneの目覚まし音量は、「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」で変更できます。
通常アラームは着信音と音量を共有しますが、「睡眠」の起床アラームなら専用の音量を設定できます。
iPhoneの目覚まし音量を変える方法は?
iPhoneの時計アプリで作成した通常アラームは、「着信音と通知音」のスライダで音量を調整します。
YouTubeや音楽などの再生音量とは別に管理されているため、コントロールセンターの音量を下げただけでは、通常アラームの音量は変わりません。
設定手順は次のとおりです。
1. iPhoneの「設定」アプリを開く
2. 「サウンドと触覚」をタップする
3. 「着信音と通知音」を探す
4. スライダを左右に動かす
5. 確認音を聞きながら大きさを調整する
スライダを左へ動かすと小さくなり、右へ動かすと大きくなります。
調整中に確認用の音が鳴るため、周囲に配慮できる場所で操作してくださいね。
ここで大切なのは、通常アラームだけの音量を変更しているわけではないという点です。
「着信音と通知音」のスライダを動かすと、通常アラームだけでなく、電話の着信音や一部の通知音の音量にも影響します。
そのため、目覚ましを小さくしすぎると電話に気づきにくくなり、着信音を大きくすると翌朝のアラームも大きくなる可能性があります。
Appleの公式サポートページ「iPhoneでアラームを設定・変更する方法」でも、「サウンドと触覚」にある「着信音と通知音」のスライダでアラーム音量を調節する方法が案内されています。本記事では、2026年8月11日に表示内容を確認しました。
側面の音量ボタンで調整する方法
iPhone側面の音量ボタンで通常アラームの音量を変更したい場合は、「ボタンで変更」をオンにします。
手順は次のとおりです。
1. 「設定」を開く
2. 「サウンドと触覚」をタップする
3. 「ボタンで変更」をオンにする
4. ホーム画面などで側面の音量ボタンを押す
すぐに音量を変更できるのがメリットですが、意図せず目覚まし音量まで変えてしまう可能性があります。
たとえば、日中に着信音が大きいと感じて音量を下げると、その夜に何も確認しないまま眠り、翌朝のアラームが小さくなることがあります。
反対に、騒がしい屋外で着信音を上げれば、静かな寝室では翌朝のアラームが予想以上に大きく感じられるかもしれません。
毎日ほぼ同じ音量で鳴らしたい方は、「ボタンで変更」をオフにしておくと誤操作を防ぎやすくなります。
オフにした場合は、側面ボタンを押しても「着信音と通知音」の基準音量は変わりません。変更したいときだけ設定画面を開くため、多少手間は増えるものの安定性を優先できます。
変更後は2分後のテストアラームで確認する
設定画面の確認音と、寝室で実際に聞くアラームでは、音の感じ方が異なることがあります。
次のように、2分後のテストアラームを設定して確認してみましょう。
1. 音量スライダを調整する
2. 時計アプリを開く
3. 現在時刻の2分後にアラームを作る
4. 普段どおりの場所へiPhoneを置く
5. 画面をロックして待つ
6. 音量と振動を確認する
7. テスト用アラームを削除する
この方法なら、音量だけでなく、アラームの曜日やサウンド、スピーカーをふさぐ置き方まで一度に確認できます。
旅行、試験、仕事の早番など、寝過ごせない予定の前日は特に試しておくと安心ですよ。
iPhoneの目覚ましだけ音量を変える方法は?
通常アラームには、アラームごとの音量スライダがありません。目覚ましだけを別の音量にしたい場合は、ヘルスケアアプリの「睡眠」にある起床アラームを利用します。
通常アラーム、睡眠の起床アラーム、音量ボタンによる調整の違いを整理すると、次のようになります。
方法 音量の扱い 向いている人 主な注意点
時計アプリの通常アラーム 着信音と通知音に連動 起きる時刻が日によって変わる人 アラーム単独の音量は設定できない
睡眠の起床アラーム 起床用の音量を設定できる 毎朝ほぼ同じ時刻に起きる人 睡眠スケジュールの設定が必要
「ボタンで変更」をオン 側面ボタンで共通音量を変更 手早く調整したい人 知らないうちに音量が変わりやすい
「ボタンで変更」をオフ 設定画面で共通音量を固定 誤操作を避けたい人 変更のたびに設定画面を開く必要がある
生活リズムが一定で、日中の着信音を大きくしたまま朝だけ穏やかに起きたい方には、睡眠の起床アラームが最も分かりやすい選択肢です。
一方、昼寝や不定期な予定には、時刻をすぐ追加できる通常アラームのほうが使いやすいでしょう。
「睡眠」の起床アラームを設定する手順
睡眠の起床アラームでは、起床用のサウンド、音量、触覚を設定できます。
基本的な操作は次のとおりです。
1. 「ヘルスケア」アプリを開く
2. 画面下部の「検索」をタップする
3. 「睡眠」を選ぶ
4. 「スケジュール」まで画面を移動する
5. 「通常スケジュールとオプション」を開く
6. 利用する曜日と就寝・起床時刻を設定する
7. 「アラーム」をオンにする
8. サウンド、音量、触覚を調整する
9. 「完了」をタップする
画面の名称や位置は、iOSのバージョンによって多少変わる可能性があります。
Appleの公式サポートページ「Apple Watchで睡眠を記録してiPhoneで『睡眠』を使う」では、睡眠スケジュールの編集画面でアラームのサウンド、音量、触覚を調整できると案内されています。本記事では、2026年8月11日に同ページの内容を確認しました。
次回だけ起床時刻を変更したいときは、ヘルスケアアプリの「睡眠」にある次回のスケジュールを編集できます。時計アプリ内の「睡眠|起床」から変更できる場合もあります。
通常スケジュール全体を変更するのか、次回だけ変更するのかを、保存前に確認してくださいね。
通常アラームと起床アラームの二重設定に注意する
通常アラームと睡眠の起床アラームは別々に保存されます。
たとえば、時計アプリで午前7時に通常アラームを設定したまま、睡眠スケジュールでも午前7時の起床アラームを有効にすると、設定によっては両方が残ります。
起床アラームへ切り替えたら、時計アプリの一覧を開き、不要な通常アラームをオフにしましょう。
反対に、睡眠スケジュールを一時的に無効にした日は、必要な通常アラームがあるか確認してください。
「どちらかが鳴るだろう」と曖昧にしておくより、自分が使うアラームを一つずつ把握しておくほうが設定ミスを防げます。
Apple Watchの触覚で起きる方法もある
Apple Watchを装着して眠る方は、手首への触覚を利用して起きる方法も選べます。
大きな音で家族を起こしたくないときや、突然の音に驚きやすい方には便利な選択肢です。
ただし、Apple Watchの充電状態、装着状態、消音モード、睡眠設定などによって動作が変わります。
Apple Watchだけに任せる場合も、最初は昼間にテストしてください。寝過ごせない日は、確認済みの別の目覚まし手段も用意するとリスクを分散できます。
なお、本記事では特定機種を使った独自の実機検証は行っていません。機種やOSによる表示差がある項目は、Apple公式情報を基準に説明し、実際の端末でテストアラームを鳴らすことを推奨しています。
iPhoneの目覚まし音量が小さい・鳴らない原因は?
目覚ましが小さい、鳴らない、振動しかしない場合は、音量設定からスピーカーの状態まで順番に切り分けましょう。
消音モードやおやすみモードだけを疑うと、本当の原因を見落とす可能性があります。
最初に確認したい設定項目
まず、次の項目を上から順番に確認してください。
- 「着信音と通知音」のスライダが左端に近くないか
- アラームの右側にあるスイッチがオンか
- アラームのサウンドが「なし」になっていないか
- 必要な曜日が選択されているか
- 午前と午後を間違えていないか
- 睡眠の起床アラームを使う場合、対象日のスケジュールが有効か
- iPhoneの日付と時刻が正しいか
アラームを複数作っている場合は、それぞれに時刻、曜日、サウンドなどが保存されています。
午前7時のアラームを直したつもりでも、実際に使っているのが午前6時50分の別のアラームなら、修正内容は反映されません。鳴らす予定のアラームを直接開いて確認しましょう。
消音モードやおやすみモードでもアラームは鳴る
Appleの公式案内では、おやすみモード、着信/サイレントスイッチ、アクションボタンによる消音モードは、アラーム音に影響しないとされています。
つまり、正しくサウンドが設定された通常アラームは、iPhoneを消音モードにしていても鳴る仕組みです。
消音モードなのに鳴らなかった場合は、次の項目を優先して確認してください。
- サウンドが「なし」になっていないか
- 「着信音と通知音」が小さすぎないか
- アラーム自体がオンになっているか
- 時刻や曜日を間違えていないか
- スピーカーがふさがっていないか
集中モードを解除するだけで終わらせず、実際にテストアラームを鳴らすところまで確認するのがポイントです。
選択した曲を再生できていない
アラーム音として曲を選択している場合、曲の利用状態や端末への保存状況などによって、想定した動作にならない可能性があります。
曲名が設定画面に表示されていても、就寝前に一度鳴らして確認したほうが安全です。
重要な予定がある日は、あらかじめ再生を確認できた音を選んでください。標準サウンドであっても、設定ミスがあれば鳴らないため、「標準音なら無条件に大丈夫」と断定はできません。
スピーカーがケースや汚れでふさがっている
設定に問題がなくても、ケース、フィルム、ほこりなどでスピーカーの開口部がふさがると、音が小さく聞こえることがあります。
Appleの公式サポートページ「iPhone、iPad、iPod touchのスピーカーから音が出ない」では、ケースや保護フィルムを取り外し、スピーカーの開口部に汚れや詰まりがないか確認するよう案内されています。
確認するときは、次の点を守りましょう。
- ケースがスピーカー部分に重なっていないか確認する
- スピーカーの穴にほこりが詰まっていないか見る
- 清掃には清潔で乾いた毛先の柔らかい小型ブラシを使う
- 液体や鋭利な道具を差し込まない
- 布団や枕で本体を覆わない
枕の下へiPhoneを入れると、音がこもるだけでなく、熱が逃げにくくなる可能性もあります。安定した台の上など、スピーカーをふさがない場所に置きましょう。
iOSの一時的な不具合を切り分ける
設定とスピーカーに問題が見つからない場合は、一時的なシステム不調も考えられます。
次の順番で確認してください。
1. 作業中のデータを保存する
2. iPhoneを再起動する
3. テストアラームを設定する
4. 改善しなければiOSの更新状況を確認する
5. 更新前に必要なデータをバックアップする
6. 更新後にもう一度テストする
iOSを更新すれば必ず直るとは限りません。再起動や更新は、原因を一つずつ切り分けるための手段と考えましょう。
「着信音と通知音」のスライダを動かしても確認音がまったく出ない、音割れが続く、ほかのアプリでもスピーカーから音が出ない場合は、アラーム設定ではなく本体側の問題かもしれません。
その場合はAppleサポートや正規サービスプロバイダへの相談を検討してください。
スタンバイ中はアラームの触覚が無効になる
Appleの「iPhoneでアラームを設定・変更する方法」には、スタンバイを使用している間はアラームの触覚が無効になるという注意事項があります。
そのため、サウンドを「なし」にして振動だけで起きようとすると、スタンバイ中は想定した知らせ方にならない可能性があります。
スタンバイを利用している方は、対象アラームの「サウンド」を開き、音が選択されているか確認してください。
触覚だけに頼りたい場合は、実際のスタンバイ状態を再現して動作を試しておきましょう。
日付と時刻は「自動設定」を基本にする
iPhoneの時刻を手動で変更すると、アラームを含む時間連動機能に影響する場合があります。
通常は「設定」→「一般」→「日付と時刻」を開き、「自動設定」をオンにしておくと間違いを防ぎやすくなります。
海外旅行などで時差が生じるときは、現地時刻、タイムゾーン、翌日のアラーム時刻をセットで確認してください。
ゲームやアプリ内の都合で本体時刻を変更することは避けたほうが無難です。
iPhoneの目覚まし音量が大きすぎる原因は?
目覚ましが大きすぎる主な原因は、着信音と共通の音量が高いこと、選んだ音が鋭く聞こえること、iPhoneを耳の近くへ置きすぎていることです。
故障と判断する前に、設定、サウンド、置き場所の3点を確認しましょう。
着信音を上げたことでアラームも大きくなっている
通常アラームは「着信音と通知音」の音量を使います。
日中に電話へ気づけるよう着信音を大きくすると、翌朝の通常アラームにも同じ基準音量が使われます。
これは、日中と夜間で求められる音量が違う方ほど困りやすい仕組みです。騒がしい屋外では適切だった音量が、静かな寝室では大きすぎることがあります。
就寝前の誤操作を防ぎたい場合は、「ボタンで変更」をオフにしてください。
日中の着信音を保ったまま起床音量だけを調整したい場合は、通常アラームではなく睡眠の起床アラームを使う方法が適しています。
サウンドの種類で大きく感じることがある
同じ音量設定でも、音の高さ、始まり方、リズムによって体感的な大きさは変わります。
突然強い音で始まるサウンドは目を覚ましやすい一方、静かな部屋では驚きやすいでしょう。穏やかに始まる音は負担を抑えやすいものの、眠りが深い方には気づきにくい可能性があります。
通常アラームのサウンドは、次の手順で変更できます。
1. 「時計」アプリを開く
2. 「アラーム」をタップする
3. 変更するアラームを選ぶ
4. 「サウンド」をタップする
5. 候補の音を試聴する
6. 使用する音を選ぶ
7. 前の画面に戻って「保存」をタップする
音量を極端に下げる前に、まずサウンドを変更してみるのも現実的な方法です。
ただし、試聴時と睡眠中では気づきやすさが異なります。変更後は寝室でテストしてくださいね。
置き場所が耳に近すぎる
iPhoneを頭のすぐ横へ置くと、同じ設定でも音が直接耳へ届き、大きく感じられます。
硬い棚や中が空洞の家具では、振動が共鳴して音が強く聞こえることもあります。
大きすぎるときは、音量を下げる前に少しだけ置き場所を離してみましょう。
ただし、部屋の反対側へ置いたり、布団や衣類で覆ったりすると聞こえにくくなります。ベッドから少し離れた安定した台の上など、音を遮らない場所が適しています。
iPhoneの目覚まし音量はどう使い分けるべき?
結論として、起床時刻が一定なら睡眠の起床アラーム、不定期なら通常アラーム、誤操作を避けたいなら「ボタンで変更」をオフにする使い方が現実的です。
どの方法が合うかは、生活リズム、緊急着信の必要性、誤操作の起こりやすさで判断しましょう。
生活リズムが一定の人
毎週ほぼ同じ曜日と時刻に起きる方には、睡眠の起床アラームが向いています。
起床用の音量を設定できるため、日中に必要な着信音量と、寝室で必要な目覚まし音量を分けやすいからです。
ただし、休日や予定変更時には、次回だけの起床時刻が正しく変更されているか確認してください。
起床時刻が不規則な人
勤務時間や予定によって起床時刻が変わる方には、時計アプリの通常アラームが扱いやすいでしょう。
一方で、着信音と音量を共有するため、前日に「着信音と通知音」を確認する習慣が必要です。
複数のアラームを残しすぎると設定ミスが起きやすくなります。現在使っていないアラームはオフにするか、不要なら削除して整理しましょう。
夜間の緊急着信を逃したくない人
家族や仕事からの緊急連絡を受ける可能性がある方は、通常アラームを小さくする目的で「着信音と通知音」まで下げる方法には注意が必要です。
着信音も同時に小さくなるため、夜間の電話に気づきにくくなる可能性があります。
この場合は、着信音を保ちながら睡眠の起床アラーム側で音量を調整する方法が候補になります。
集中モードを使う場合は、必要な連絡先や繰り返しの着信を許可する設定も確認してください。ただし、緊急連絡の受信を保証するものではないため、設定後の動作確認が必要です。
誤操作しやすい人
音量ボタンへ手が触れやすい方や、家族が同じiPhoneを操作する機会がある方は、「ボタンで変更」をオフにすると安定させやすくなります。
私は、目覚まし音量の調整では「便利さ」よりも「翌朝も同じ条件で鳴ること」を優先するほうが失敗を減らせると考えています。
側面ボタンによる変更は手軽ですが、いつ変わったのか分かりにくいことが弱点です。設定画面から変更し、直後に2分後のテストアラームを鳴らす方法なら、音量と設定内容を同時に確かめられます。
また、「できるだけ小さな音にする」ことだけを目標にするのはおすすめできません。
目覚ましは、眠っているときに気づけて初めて役割を果たします。驚きにくい音と、寝過ごしにくい音の間を、実際の寝室で探すことが重要ですよ。
まとめ
iPhoneの通常アラームの音量は、「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」で変更できます。
通常アラームは着信音と音量を共有するため、目覚ましだけ個別に調整したい場合は、ヘルスケアアプリの「睡眠」にある起床アラームを使いましょう。
音が小さい、鳴らないときは、音量、アラームのスイッチ、サウンド、曜日、午前・午後を確認します。設定に問題がなければ、ケースや汚れによるスピーカーのふさがり、iOSの一時的不具合も切り分けてください。
大きすぎる場合は、音量だけでなく、サウンドの種類やiPhoneの置き場所も見直せます。
最も大切なのは、変更後に2分後のテストアラームを設定し、普段の寝室と置き場所で実際に鳴らすことです。表示上の設定だけで判断せず、耳で確かめてから眠りましょうね。
よくある質問
マナーモード中でもイヤホンを接続していても目覚ましは鳴りますか?
消音モードは通常アラームを止めません。また、Appleの案内では、ヘッドフォンを接続している場合、設定した音量でiPhoneの内蔵スピーカーとヘッドフォンからアラーム音が鳴るとされています。
接続機器や設定による違いを見落とさないよう、就寝前に実際の状態でテストしてください。
iPhoneの電源を切っていても目覚ましは鳴りますか?
iPhoneの電源が完全に切れている状態では、時計アプリのアラームは鳴りません。
就寝前に電池残量を確認し、必要であれば安全な場所で充電しておきましょう。
アラームが鳴った形跡はあるのに気づけないときはどうすればよいですか?
音量を少し上げるだけでなく、サウンドの種類、置き場所、スピーカーのふさがりを確認してください。
一つの変更ごとに2分後のテストアラームを鳴らすと、どの調整が聞こえ方を改善したのか判断しやすくなります。


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