iPhoneのユーザー辞書で改行の登録ができるかどうかについてご紹介します。
iPhoneのユーザー辞書は、よく使う「単語」と「読み」を登録しておくと、通常のキーボード入力で出てくるので便利ですよね。
私は自分のメールアドレスを「あど」と登録したりして利用しています。
それでは、単語ではなく、定型文のような文章を登録したい時、改行を含む登録は可能なのでしょうか?
今回は、iPhoneのユーザー辞書で改行の登録ができるかどうか、また、改行を含む定型文を登録するにはどのようにすればいいのかをご紹介します。
iPhoneのユーザー辞書で改行の登録は可能?
結論から申し上げますと、残念ながら不可です。
「単語」の入力画面で改行をタップすると、下の段にある「よみ」の入力にカーソルが移動してしまいます。
ただ、改行が一つだけでいい場合は、改行を入れずに続けて文章を登録し、実際に呼び出して入力した後に改行してもいいかもしれません。
そうすると登録できる文字数も気になるかもしれませんが、改行なしでよければ1,959文字まで登録できました。
実際に入力して検証した結果ですが、1,960文字以上は登録できないようです。
まさかこれだけの文字数を登録できるとは思っていなかったので、検証にかなりの時間がかかりました。
改行もなくそれだけの文字数を登録する状況がどのようなものか、逆に気になります。
それはともかく、どうしても改行を含む定型文を登録したい場合は、ユーザー辞書以外の方法で対応しましょう。
次にユーザー辞書以外の方法をご紹介します。
iPhoneで改行を含む定型文を登録する方法
iPhoneのユーザー辞書以外で定型文を登録するには、アプリを利用します。
無料アプリを3つご紹介しますので、参考にしてください。
Simeji
人気のキーボードアプリです。
私の周囲でも利用している人が多くいます。
キーボードの背景を好みの画像にきせかえできる有名アプリですが、定型文の登録も可能なようです。
実際に利用している方の多いアプリですし、これを機にインストールして利用してみてはいかがでしょうか?
すでにインストール済みの方は「Simeji」を利用して定型文の登録をしてみましょう。
WordBoard-フレーズキーボード
「Simeji」と同じくキーボードアプリです。
無料版では6つの定型文が登録できます。
使い勝手がよく、有料版を使う人も多いようです。
私はというと、キーボードアプリはあまり入れたくないので「Simeji」や「WordBoard-フレーズキーボード」は入れていません。
しかし、キーボードアプリに抵抗のない方は有効活用できそうです。
コピペ帳~素早くコピー&ペースト
キーボードアプリを利用しない私は、このアプリを利用しています。
キーボードアプリと違って、別でアプリを開いてコピペが必要ですが、改行を含め定型文を登録しておけば、一度のタップでコピーが可能です。
別のアプリで開くなら「メモ」アプリでいいと思う方もいるかもしれませんが、「メモ」アプリの場合、文章全てをコピーするには全選択するためのタップが数回必要となります。
それを思うと、このアプリなら1タップでコピーできてしまうので、今まで「メモ」アプリで定型文をコピペしていた人は効率化できますよ。
私は、フリマアプリなどで出品する商品ページの文章を、定型文として登録しています。
フリマアプリでは、最初の挨拶であったり、商品の説明であったり、トラブルを避けるための注意書きであったり、その都度文章を作るのは大変です。
それを一度定型文として登録しておけば、次回からコピペするだけなので、商品説明の部分だけ変更すれば効率化できます。
フリマアプリによってはアプリ内で定型文登録ができるものもありますが、アプリ内にそのような設定がない時には「コピペ帳」のアプリが便利です。
もちろん、フリマアプリでのやりとりに限らず、定型文の登録として使える状況はたくさんあるかと思います。
私のようにキーボードアプリに抵抗のある人は、このアプリを利用してみてください。
まとめ
今回は、iPhoneのユーザー辞書で改行の登録ができるかどうか、改行を含む定型文を登録するにはどのようにすればいいのかをご紹介しました。
ユーザー辞書では改行を含めた登録はできませんが、無料アプリをインストールすれば、改行を含む定型文の登録・呼び出しが可能です。
部活や仕事でいつも決まった文章を送る場合や、フリマアプリで決まった文章で出品する場合など、色々と活用できますね。
アプリはたくさん種類がありますし、検索してみると、今回紹介したアプリ以外にもご自身にピッタリのアプリが見つかる場合もあるかもしれません。
私は今のところ「コピペ帳~素早くコピー&ペースト」を利用していますが、もしオススメのアプリが見つかれば適宜更新していきたいと思います。
今回の対処方法などぜひ参考にしていただき、iPhoneをもっと便利に使ってください。
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